現場の真髄

12~13年前に2面塗装をして、今回は4面塗装

■2022/01/18 12~13年前に2面塗装をして、今回は4面塗装
先日、現地調査に向かったお宅は

「12~13年位前かな、2面だけ塗装して、屋根塗装もしました」とのことでした。

今回は全塗装をお考えとの事でしたので、現地調査を開始していくと…
塗っていない面には多数のクラックが発生
前回塗装をしていない面には無数のクラックがありました。
霧除け上にも多数のクラックを発見
この一帯は霧除けにアーバニーを使用している家が多く、周りを見ても同じ仕様になっていました。

その霧除けの上にも複数のクラックを発見です。

どうして2面しか塗装しなかったのですか?と伺うと、

「他の人から見えるのは主に2面なので、それでいいかなと思って」

塗装する理由も動機も人それぞれ自由です。

が、それでは屋根と外壁の塗装にバラツキがで出て余計にお金も掛かってしまいますよね。
どうにもできない事情もあるかと思いますので、詳しくは聞きませんでしたが、未塗装の面はクラックが非常に多く、新築時の塗装が流れて下地が見えてきている状態です。
屋根は昔に塗装した屋根なのかなという状態です
屋根の劣化も塗料が流出しています。

他の箇所を見ていきましょう。
屋根の欠けは陽当りが良いほど発生しやすくなります
他にもクラックがありますが、こちらのお宅は陽当りがかなり良い立地条件です。

屋根は陽当りが良い=紫外線量も多い(反りかえる)
雨風で冷却される(縮む)

これを繰り返すと耐えきれなくなった箇所が割れやクラックを生んでいきます。
この程度のクラックなら補修して塗装してあげれば問題はありません。
ドーマー部分もしっかりとチェック
ドーマーもありますのでしっかりとチェックしていきます。

左側に補修跡がありますが、ご主人様のお知り合いに施工して頂いた箇所。
黒で塗られた棟板金、問題は塗装の禿げ方
棟板金も風通しが良いので、棟を留めている釘がういていますし、塗膜が無くなってきている状態ですね。
全体的に棟板金は再度釘を打ち込んでも釘が効かないと思うので、補修していかないといけません。

今回の調査で劣化が激しい2面と、そうでもない2面で分かれています。

何が言いたいのかというと、

後で余計なコストが掛かってしまうので、直すならば4面で塗装をしましょうという事です。

先にも書いた通り施主様にも色々な「事情」があります。それはこちらも重々承知しております。

無理にお金を掛けなくてよい箇所はこちらから「ここはまだ大丈夫でしょう」、必要な箇所は「しかしこちは●●で劣化していますので、●●となってしまいますので直した方が良いと思います」とハッキリ申し上げます。

今回訪問した施主様も最後には「奥様が劣化を気にしている」ということもあり、外壁塗装、屋根塗装工事としてご提案差し上げております。

その場しのぎだと最初は「安く」終わるかもしれませんが、最後には「高くついてしまう」もの。

そうならないように、喜多建設はご相談して頂き、診断をして結果をご報告いたします。

社員一同、現地調査に伺った際は
どうぞ宜しくお願い致します!


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