現場の真髄

室内の結露に伴うALCの補修

■2022/03/03 室内の結露に伴うALCの補修
タイトルのようにお風呂場の結露によって引き起こされるALCの補修を行いましたので、ご紹介いたします。

まずは現地調査時の写真をご覧ください。
現地調査時のALCの劣化
現地調査時のALCの劣化具合
お風呂場からの結露によりサッシから流れてALCが劣化している状態です。

その状態を打破するために施主様がご自身でコーキングされています。

そもそもALCとは何でしょうか?

セメント等に発泡剤を混ぜ、高温・高圧状態で養生をし、多孔質化が可能になったコンクリート。軽量気泡コンクリートと呼ばれることが多い。

特長として「熱に強く水に弱い」ことが挙げられます。
この画像の例も特長と合致しており、まさに水分による劣化です。

この現状を補修していった手順を見てみましょう。
既存のコーキングを撤去して、新たにコーキングを施工
反対側も同様に施工していきます
既存のコーキングを剥がし、下地を作っていきます。平面をサンドペーパーで均して下地の完成です。
レナラックを下地の上に吹いて、肌を合わせていきます
反対側も同じように吹いていきます
下地の上に新しくレナラックを吹いて肌を合わせていきます。この後は新規に塗装を施しますので、あくまで肌の質感を合わせていきます。
新たに吹いて肌を合わせたALC外壁
結露による水で傷まないように細部にもコーキングしてあります
肌を合わせた外壁に再び水が襲うかもしれませんので、細部にわたりコーキングを施してあります。

どうしてもお風呂場に面していますので「もう大丈夫!心配ありません!」とは言い切れません。

喜多建設の見解では「サッシの構造により再度同じような劣化が出るかもしれません。劣化が出ましたら責任もって無償補修を致します」と施主様と約束しております。

また「工事完了後1・3・6・9・12年」の点検も行いますので、しっかり点検・サポートさせて頂きます。

この肌合せの後に、アステック製フッ素REVO-IRにて塗装を施して完成となります。

施主様は大変喜んでおりました。
「新築のようだわ、凄くうれしいです!」
ご満足いただけて職人も喜んでおりました。

しかも、この窓は玄関横にある窓なので目立ってしまう位置にありますので、念入りに施工したことを付け加えておきたいと思います。

ALCの劣化状況によりますが、喜多建設の豊富なノウハウで最適な方法をご提案させて頂きますので、ALCについてお悩みの方は、ぜひご相談ください!


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株式会社 喜多建設
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