現場の真髄

お客様からお預かりした立面図の使用について

■2021/12/07 お客様からお預かりした立面図の使用について
現地調査にお伺いした際に、弊社担当より図面の有無を聞かれると思います。

ちなみに立面図とは新築時に渡される数ある図面の1つです。
下図のような図面です。
立面図をご用意くださると助かります
こちらをご用意して頂いたら、
狭山本社:画像に定規を置いてカメラ撮影
練馬支店:コピーを取りに行きます

本社と支店で行動が違うのは、近所にコンビニがあるか無いかによります。

共に使用したら、すぐにお客様にご返却いたしますのでご安心ください。

その後にスケールを最初の大きさに合わせたら、積算を開始します。
積算する際に欠かせない三角スケール
積算には三角スケールを使用します。
図面が1/100、1/200、1/250、1/300、1/500、1/600のスケールで使用できますので、大変便利です。

今回の図面は1/100なので計測していきます。

ただし図面なので平面的にしか見えないことがネックです。
図面で書かれていない場所があったりします。

そういう場合は現地調査の全景写真と経験がものを言います。早い話が無難な数字ということになります。

そのような箇所は大きすぎず、小さすぎず、ある程度正確にをモットーに計測しています。

ちなみにこの図面だと、見えない箇所はベランダの内壁の高さという事になります。
黄色い箇所から水色の箇所を引くと塗装面積が出ます
さて実際に計測していきます。

1.まずは黄色の面積を計ります。
2.左下の図、右上の図より下屋根で隠れている部分を引く。
3.水色の塗装しない部分を計ります。
4.黄色-下屋根-開口部=外壁の塗装面積となります。

ここで1つ引っかかることが先程挙げたベランダの内壁とか、ベランダ内側の開口部になります。
その際は、開口部なら直下の窓部分を参考にします。

根気よく4面を計測してGoogle スプレッドシートに入力していきます。

すると次の画像の様に自動計算されます。
計算したスプレッドシート
最初は1つずつ計算していましたが、計算にかかる時間と計算間違いを無くすために作成しました。

外壁の面積
開口部の面積
屋根の面積

小学生の時に習った図面の公式が今頃役に立つとは思いもよりませんでしたし、計ってみると1間、半間(1/2)、1/4間という規則性に従っていることが解ってきますので、おおよそで計らないといけない箇所でも実際とそんなに変わることは無いと思います。

屋根塗装がある場合は屋根面積も計算していきます!

計測の担当は狭山:木中、練馬:石川となりますので、現地調査の際には、立面図の準備をどうぞ宜しくお願い致します!


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株式会社 喜多建設
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