Q.
「ジョリパットってなに?」
「外壁塗装でジョリパットを使うメリットやデメリットは?」
みなさんは、「ジョリパット」という塗材をご存知でしょうか。
外壁を様々なデザインで、おしゃれな雰囲気で仕上げたい方におすすめの塗材です。
外壁塗装に使用するのであれば、メリット面だけでなく、デメリット面も把握しておきたいですよね。
ジョリパットとは一体どのような塗材なのでしょうか?
今回は、ジョリパットについて、メリットとデメリットを紹介します。
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業者や技術のこと
ジョリパットとは、外壁塗装の仕上げに使用する塗材です。
また、ジョリパットとは商品名で、アイカ工業株式会社が販売元になります。
メリットが多く人気ですが、デメリットもあります。
以下の記事で、詳しくご紹介します。
ジョリパットとは?
こちらでは、ジョリパットについてご紹介します。ジョリパットはアイカ工業の商品名
ジョリパットとは、アイカ工業株式会社という愛知県にある企業が製造販売している塗材です。 ジョリパットという名称は、アイカ工業の商品名になります。 もともとは、フランスで作られた素材ですが、日本国内では1975年からアイカ工業が販売しています。 外壁だけでなく、内装用のジョリパットもあり、多くの種類が販売されています。塗料ではなく外壁仕上げ材
ジョリパットは、塗料ではなく外壁仕上げ材になります。 砂壁状意匠性仕上げ材と言われる、砂などに塗料を混ぜた外壁材の一種です。 ただ色を付ける塗料ではなく、外壁を仕上げるものになります。 塗料に砂などを混ぜてあるため、塗装後に外壁を触るとザラザラした感触があります。 また、ツヤがなく水を弾かないという特徴があります。ジョリパットを外壁塗装に使用するメリット
ジョリパットのメリットは、次の3点です。 「デザイン性・カラーが豊富である」「耐久性が高い」「人体や環境への安全性が高い」 いずれも、外壁塗装をするにあたって、また住宅にとって大きなメリットになります。 それぞれ詳しく見てみましょう。デザイン性・カラーが豊富である
ジョリパットは種類が多く、デザインパターンやカラーが豊富であることがメリットです。 アイカ工業から販売されているジョリパットは、デザインパターンが全部で14種類あります。 ジョリパットは、外装用だけでなく内装用もあるため、デザインパターンが豊富です。 外装用に適しているジョリパットは、そのうち9種類になります。 また、それぞれのデザインパターンに豊富なカラーチャートが用意されており、デザインとカラーの種類が多くあります。 ご希望通りの外壁に仕上げることができると言えるでしょう。耐久性が高い
ジョリパットの耐用年数は10年以上、もしくは20年近くもあると言われており、耐久性が高いことがメリットです。 外壁に塗装すると色褪せしにくく、ひび割れに追随する機能を発揮します。 また、不燃性に優れている種類もあり、住宅の耐久性を高めることができる塗材になっています。 外壁の仕上げ材として使用することで、住宅の耐久性が高くなるため、塗り替え回数も大幅に減少できるでしょう。人体や環境への安全性が高い
ジョリパットは、Fフォースターというホルムアルデヒドの放出量が最も少ないという証明がなされているため、人体や環境にやさしい塗材です。 また、消臭や抗菌効果に優れた種類も多くあります。 成分に刺激物が含まれていないため、安全性が高いということがメリットです。 人体や環境にやさしい塗材であるため、安心して外壁塗装に使用することができます。ジョリパットを外壁塗装に使用するデメリット
ジョリパットのデメリットは、次の3点です。 「外壁に汚れが付きやすい」「高圧洗浄で外壁が剥がれる恐れがある」「施工費用が高めである」 メリット面も多く人気なジョリパットですが、デメリットもあります。 それぞれ詳しく見てみましょう。外壁に汚れが付きやすい
ジョリパットに砂などが含まれていることや、凹凸のあるデザインに仕上がるということから、外壁に汚れが付きやすいというデメリットがあります。 ジョリパットで仕上げた際の特徴である、外壁の凹凸にホコリなどの汚れが溜まってしまいやすいです。 放置しすぎると、住宅の景観を損なうだけでなく、外壁にカビが生えてしまう原因となります。 よって、耐久性も落ちてしまう可能性があります。 これを避けるためには、定期的に水洗いをすることがおすすめです。 デザイン性が高いことがジョリパットのメリット面として挙げられますが、その一方でデメリットもあるということを把握しておきましょう。高圧洗浄で外壁が剥がれる恐れがある
ジョリパットは、洗浄の方法を気をつけなければいけません。 高圧洗浄をおこなった場合、外壁が剥がれてしまう恐れがあります。 また、高圧洗浄の水が凸凹に溜まってしまうという可能性もあります。 外壁の汚れを一気に落とすことができる高圧洗浄ですが、ジョリパットの外壁に使用することは避けたほうが良いです。 特に、耐用年数が近づいてきているときは、より剥がれやすくなるため気をつけておきましょう。施工費用が高めである
ジョリパットで外壁を仕上げる場合は、施工費用が高めであるということがデメリットとして挙げられます。 上記にあるように耐久性や安全性に優れているため、塗材のなかでも費用が高めです。 また、職人が手作業で施工するため、その分の人件費も高くなります。 ただし、耐用年数が高いことがメリット面にあるため、長い目で見ると一概にはデメリットとは言えない部分ではあります。 コストパフォーマンスが良いと捉えることもできるでしょう。まとめ
ジョリパットとは、フランスで生まれた塗材で、アイカ工業が販売する商品です。 塗料ではなく、砂壁状意匠性仕上げ材と言われる外壁材の一種になります。 ジョリパットは、デザインパターンやカラーチャートが豊富で、耐久性や安全性に優れています。 外壁のデザインにこだわりのある方には、とてもメリットが大きい塗材です。 人気が高まっていますが、汚れが付きやすいというデメリット面もあります。 また、汚れを落とす際にも洗浄方法に気をつけなければいけません。 他の塗材と比べると、費用が高めと言われますが、長い目で見るとコストパフォーマンスが良いと捉えられます。 こだわりを持って外壁を仕上げたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。
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