外壁の目地が黒ずんでいるけど、何か問題が起きてるの?
公開日: 2022年05月12日 / 更新日: 2025年03月29日
せっかく綺麗に塗装したにも関わらず、黒ずみができてお困りではありませんか。
しかも、擦ってもなかなか簡単に取れるものではないでしょう。
外壁に黒ずみがあると、目に付きやすくどうしても気になってしまいますよね。
目地部分に起きる現象を「ブリード現象」と言います。
この目地の黒ずみ、ブリード現象を防ぐためにはどのような方法があるのでしょうか?
今回は、ブリード現象が起きる原因や防止策についてご紹介します。


外壁の目地部分に起きている黒ずみのことを「ブリード現象」と言います。
放置してしまうと、見た目が悪くなるだけでなく耐久性が低くなってしまうため、対策が大事です。
以下の記事で詳しくご紹介します。
ブリード現象とは?
まずは、ブリード現象とは何か、起きやすい素材や箇所、発生する時期についてご紹介します。
外壁の目地部分にできる黒い柱のような汚れ
ブリード現象とは、外壁にある目地部分にできる黒ずみのことを指します。
黒い柱のような汚れになりますので、目立ってしまい外観が損なわれてしまいます。
しかも、触ると少しベタベタしているので、埃や空気中の汚れが付着しやすいです。
放置する期間が長くなる程、さらに外壁が汚くなってしまいます。
特に、明るいカラーで塗装している外壁は、余計に汚れとして目立ってしまうでしょう。
ブリード現象が起きる外壁の目地とは、タイルやレンガのような素材の間にある隙間のことです。
この隙間を繋ぐ部分には、シーリングという充填剤が使用されています。
ブリード現象が起きている外壁は、シーリングが劣化しているので、再度充填しなおさなければなりません。
もちろん、劣化したシーリングは全て除去する必要がありますので、時間や費用の負担が掛かってしまいます。
サイディングの目地やモルタルのひび割れ補修をした部分に起こりやすい
ブリード現象が起こりやすい箇所としては、サイディングの目地やモルタルのひび割れを補修した部分になります。
外壁をサイディングで仕上げる場合は、ボードやパネルを張り合わせるためにシーリング剤を使用します。
また、モルタルの外壁にひび割れが起きた際は、シール工法という施工方法で補修されることが多いです。
この補修工事にシーリング剤が用いられています。
外壁にサイディングを使用している場合やひび割れ補修を行ったことがあるモルタル外壁である場合は、一度確認してみることをおすすめします。
塗装工事後1〜2年後に現れる
ブリード現象が発生する時期としては、外壁の塗装工事を行った1〜2年後となります。
本来、外壁に使用する塗料は耐久性があるため、7〜10年ほどは再塗装を行う必要はないはずです。
塗装後1〜2年という期間は、塗料の効果が発揮されるべき時期になりますので、この間に外壁に黒ずみが起きている場合はシーリグ現象である可能性があります。
ブリード現象が起きる原因
ブリード現象が起きる原因についてご紹介します。
シーリング剤の可塑剤と塗料が反応し劣化する
ブリード現象が起きる原因は、シーリング剤に含まれる可塑剤にあります。
可塑剤が含まれているシーリング剤に塗料を塗ると、反応が起こり劣化して黒く変色してしまいます。
可塑剤とは、材料を柔らかくするための成分です。
ひび割れやシーリングの剥がれを防ぐ働きがある一方で、年数が経過すると溶けて表面に出てくるという特徴があります。
近年使用されているシーリング剤は、可塑剤が含まれていないものが主流です。
そのため以前の塗装で、可塑剤が含まれているシーリング剤を用いられている可能性があります。
ブリード現象を防ぐためにも、一度塗装業者にどのような成分のシーリング剤を使用しているのかを確認すると良いでしょう。
ブリード現象の防止策
ブリード現象の発生を防ぐためには、外壁の工事をする際に注意すべきことがあります。
ブリード現象の防止策となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
「ノンブリードタイプ」のシーリング剤を選ぶ
ブリード現象の発生を防ぐためには、可塑剤が含まれていない「ノンブリードタイプ」のシーリング剤を選ぶようにしましょう。
上記で説明した通り、シーリング剤に含まれている可塑剤がブリード現象の原因となります。
よって、この原因を取り除くことで外壁を守ることができます。
通常のシーリング剤は、大きく分けてシリコン・アクリル・ウレタン・変成シリコン・ポリサルファイドの5種類があります。
シリコン以外はノンブリードタイプのシーリング剤が販売されていますので、通常タイプと間違わないようにしましょう。
ブリード現象を防止する専用プライマーを使用する
もしも、既存のシーリングの素材が不明な場合や除去しない場合、シーリングに塗料を塗る場合は専用のプライマーを使用することをおすすめします。
ブリード現象を防止する働きがある専用のプライマーが存在します。
プライマーとは、外壁とシーリング剤を密着させるために用いる材料です。
その他にも、細かい埃や下地材から出るアクを抑え、成分の移動を防ぐ役割も含まれています。
シーリングの種類によって効果が発揮されるプライマーの種類が異なります。
組み合わせも注意する必要があるということを把握しておきましょう。
また、丁寧にプライマーが施工されていないと、外壁材の寿命が短くなってしまいますので、実績があり信頼できる業者を選定することが大事です。
まとめ
サイディングの目地やひび割れ補修工事をしたモルタル外壁に起こりやすく、黒い柱のような黒ずみが「ブリード現象」です。
この部分に用いるコーキング剤に含まれる可塑剤が主な原因となります。
可塑剤が塗料と反応し、劣化することで黒く変色してしまい、さらに埃などの空気中に含まれる汚染物質が付着することで汚れてしまいます。
ブリード現象が起きると、外観が損なわれ耐久性が低くなるため、可塑剤が含まれないノンブリードタイプのシーリング剤を選び、専用プライマーを使用するようにしましょう。
外壁を綺麗に保つために、ブリード現象についての知識や技術を持つ信頼できる業者を選定することが大事です。
監修者
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喜多 史仁
株式会社喜多建設 代表取締役社長
<略歴>
高等学校を卒業後に、2代目有限会社喜多塗装店(株式会社喜多建設の前身)に塗装見習いとして入社。その後、大手自動車メーカー子会社を経験し、2000年に3代目有限会社喜多コーポレーションに職長及び取締役として入社。
2007年に社名を株式会社喜多建設に変更を機に代表取締役に就任。
埼玉県狭山市・川越市・所沢市を中心に地域に密着した外壁塗装を強みとしています。<喜多建設のこだわり>
喜多建設では、不安や疑問を持った状態で外壁塗装をすることがないようにお客様への丁寧なご説明をモットーとしております。
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