外壁塗装と屋根塗装は同時がお得!施工のメリットや流れを解説

Q.

外壁と屋根の塗装は同時にした方が良いって聞いたけど、メリットは何があるの?

住宅の外観を綺麗な状態にするためには、外壁塗装と屋根塗装を行う必要があります。
このような工事を行うにあたって、できるだけお得に済ませたいと費用面が気になりますよね。
実は、外壁塗装と屋根塗装は同時に行うことで、費用面で大きなメリットがあるということをご存じでしょうか。
今回は、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットや施工の流れについてご紹介します。

平林

外壁と屋根の塗装を同時に行うと、費用を抑えることができます。
何故かというと、足場の組み立てや業者選びの部分を節約できるからです。
以下の記事で、詳しくご紹介します。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行う3つのメリット

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリットについてご紹介します。

同時施工によって足場代が節約できる

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことで、足場代を節約することができるため費用面を抑えることが可能です。 塗装を行うにあたって、高所部分を安全に施工するために足場の設置が必要です。 もし、外壁塗装と屋根塗装を別々に行う場合は、それぞれの施工前に毎回設置をしなければなりません。 足場費用は、建物の大きさにもよりますが、30坪程度の住宅で平均15万円ほどになります。 外壁と屋根で2回に分けて塗装工事を行う場合は、2倍になってしまうので、同時施工がお得です。

業者選びが1回で済む

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、塗装業者を選ぶ作業が1回で済みます。 信頼できる業者選びは、意外と手間が掛かります。 実際に塗装工事に入るまでに、打ち合わせや現地調査、日程の調整などが必要です。 同時施工の場合はこの作業が1回で済みますが、別々で行う場合は2回この工程を行わなければなりません。 さらに、外壁塗装と屋根塗装で業者を2社選定しなくてはならないため、負担に感じる方も多いでしょう。 負担を軽減するためには、全てが1回で済む同時施工がおすすめです。

統一感のあるデザインに仕上がる

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うため、統一感のあるデザインに仕上げることができます。 おしゃれな素敵な外観にするためには、外壁と屋根の色や素材のバランスが重要です。 塗装を別々で行うとバランスが悪くなるというわけではありませんが、同時施工は打ち合わせから塗装までまとめて行うことができるので、統一感を出しやすいです。 塗装後にイメージと違ったというようなことを防ぐことができるでしょう。 また、外壁と屋根を同時に塗装することで、前のデザインからガラッと変えることができます。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行う施工の流れ

外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合の施工の流れについてご紹介します。

外壁と屋根の劣化状態を確認する

まずは、外壁と屋根の劣化箇所や症状を確認する作業を行います。 現地調査と言い、施工をする面積や住宅の状況を調べます。 前回の塗装から年数が経過することで、外壁や屋根にひび割れや塗膜が剥がれてしまう部分が生じてしまいます。 新たに塗装をする際には、住宅の寿命を長くするために、劣化部分をカバーしなければなりません。 この現地調査によって、塗装や補修の方法が決まってくるため、外壁や屋根塗装において大事な作業です。

塗装をするための足場を設置する

塗装や補修方法が定まったら、高所部分を施工するために足場の設置を行います。 屋根や外壁の高い部分も安全に塗装するために足場が必要です。 安定した足場を作るために、鉄パイプなど金属製のもので組み立てていきます。 組み立て時に音が気になる方もいるでしょうが、同時施工によって音が発生する期間も減らすことができます。

洗浄で外壁と屋根の汚れを落とす

足場の設置が完了したら、塗装に入る前に外壁や屋根を洗浄します。 専用の機械を使って、高圧洗浄やバイオ洗浄を行い、付着している汚れやほこり、前回の塗装による塗膜を洗い落とします。 塗装時に汚れなどが付着していると、新たに塗料を塗っても綺麗になりません。 新しい塗料が綺麗に密着するために、欠かせない作業です。

養生で塗料の飛び散りを防ぐ

外壁塗装や屋根塗装は、塗料が周辺に飛び散る可能性があるので、それを防ぐために養生を行います。 車や庭の植木などを守ることも大事ですが、周辺住民宅に迷惑が掛からないようにしなければなりません。 配慮に欠けている業者に依頼すると、ご近所トラブルになってしまう可能性もあるので、養生が丁寧な優良業者に依頼することがおすすめです。 先程の洗浄時に汚れが飛び散る場合もあるので、高圧洗浄やバイオ洗浄を行う際に保護シートを張る場合もあります。

外壁と屋根の下地処理をする

最初に行った現地調査で発見した劣化部分を補修する作業です。 ひび割れを埋め、サビを取り除き、割れている屋根材を取り換えて下地を整えます。 下地を綺麗に整えることで、外壁塗装や屋根塗装の仕上がりのクオリティーに大きく影響するため、大事な工程です。 劣化部分を放置したままにしていると、その部分から塗膜が剥がれ、メンテナンスが再度必要になってしまいます。 細かい部分まで丁寧に行ってくれる業者に依頼することが大事なポイントになります。

外壁と屋根を塗装する

下地が整ったところで、外壁と屋根の塗装に入ることができます。 基本的に、外壁と屋根を塗装する際には3工程で行っていきます。 下塗り・中塗り・上塗りと3つの塗膜を重ねて仕上げるため、より綺麗で丈夫な状態をキープすることが可能です。 それぞれで、塗料を選定する必要がありますが、中塗りと上塗りは同じ塗料を使用するケースが多いです。 外壁と屋根を塗装するにあたって、色や素材選びが大事なポイントになります。 同じ系統の色味でもトーンが異なるだけで、全く違う印象に仕上がります。 また、艶あり・艶なしどちらの塗料を選ぶかによっても仕上がりが異なるため、後悔しないように塗料を選びましょう。

塗装の点検と見直し

塗装が完了したあとに、点検と見直しを行います。 塗装漏れがないか、塗装した部分に不備がないかを確認する作業です。 雨樋や付帯部分などの細かい箇所まで厳しくチェックすることで、施工後のトラブルを防ぐことができます。

足場を解体する(完工)

ここまで、全て問題がなければ足場を解体して、外壁塗装と屋根塗装が完工となります。 養生で使用したテープや保護シートなどの回収や清掃をきちんと最後まで行ってくれる業者が望ましいです。 細かい部分まで、丁寧に行ってくれる業者を選びましょう。

まとめ

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことで、足場代を節約できるためお得になります。 また、業者選びの手間を省くことができ、まとまりのあるデザインに仕上げやすくなります。 様々な負担を軽減できるため、メリットが大きいです。 別々で行うことも可能ですが、同時施工もぜひ検討してみてください。
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