破風板に塗装って必要なの?
そもそも破風板ってどんな役割があるの?
公開日: 2022年10月19日 / 更新日: 2025年01月10日
外壁や屋根と同じように、破風板も塗装が必要な部分です。
しかし、住宅全体の上の方にあり、注意して見なければなかなか気付かない部分でもあります。
紫外線や雨風の影響を大きく受ける破風板は、劣化しやすく放置する期間が長くなるほど住宅自体へのリスクが高まります。
外壁や屋根塗装を検討する際に、破風板の状況や塗装の必要性を把握しておきましょう。
今回は、破風板の塗装の必要性や施工の注意点についてご紹介します。


破風板は、屋根材の側面に取り付けられている部分のことで、雨風の吹き込みを防ぐ役割があります。
美観を保ち、雨漏りや劣化を防止するために塗装が必要です。
以下の記事で、詳しくご紹介します。
そもそも破風板ってなに?
破風板とは、屋根の側面に取り付けられている部分になります。
屋根は雨風や紫外線などから住宅を守るはたらきがあり、上から受ける影響に対しては強い耐久性を発揮します。
しかし、横から吹き付ける雨風や外壁に当たり下から吹き上げる雨風の影響は、大きく受ける傾向にあります。
破風板は屋根の側面にあるので、横からあるいは下からの雨風から住宅を守る役割があります。
直接、紫外線や雨風が当たる破風板は、屋根や外壁と同様に年月が経つにつれて劣化症状が現れるため、定期的にメンテナンスを実施するようにしましょう。
破風板に塗装が必要な理由
紫外線や雨風の影響を大きく受ける破風板は、屋根や外壁と同様に定期的な塗装が必要となります。
こちらでは、破風板に塗装が必要な理由について3点ご紹介します。
防水機能を高め、劣化を防ぐため
破風板は、紫外線や雨風の影響を大きく受ける部分であるため、防水機能が徐々に低下していきます。
外壁や屋根と同様に防水機能が低下した破風板は、様々な劣化症状が現れます。
これを防ぐためには、塗装が必須です。
多くの破風板は、木材やケイカル板で作られています。
木材もケイカル板も防水機能が低下し、吸水率が高くなることで素材自体がボロボロになってしまいます。
塗装は、ただ色を塗布するだけでなく、住宅の防水機能を高める役割がある重要な作業です。
外壁や屋根と同じタイミングで破風板の塗装も検討してみましょう。
雨漏りの発生リスクを軽減するため
破風板の劣化が進行すると、雨漏りの原因に繋がります。
破風板が水を吸収するようになると、軒天や屋根裏に水が浸透しやすくなり、雨漏りが発生してしまうことも少なくありません。
雨漏りが発生した場合は、塗装だけでは補修することはできないため、費用負担も大きくなります。
早めに塗装で劣化を防止することで、住宅を守ることができます。
住宅の美観を保つため
破風板を塗装することで綺麗な外観を維持することができます。
塗膜が剥がれていたり、素材自体がボロボロになっていると見た目が悪化します。
外壁や屋根のように大きな面積を占めているわけではありませんが、外壁と屋根の境目にあたるため劣化していると大きく目立ちます。
美観を保つためには、破風板の塗装も必要になります。
破風板塗装の費用相場
塗装を実施するとなると、施工費用が気になりますよね。
破風板塗装の費用相場は、おおよそ800円〜1,400円(㎡)です。
ただし、使用する塗料のグレードや状態に応じて必要な工程が増えると、その分全体の費用は増加します。
また、施工のために足場が必要となるため、足場代が加わるでしょう。
よって、外壁や屋根塗装と同時に破風板塗装を行うことをおすすめします。
破風板の劣化状態別の補修方法
破風板がどの程度劣化しているかによって、補修方法が変わってきます。
場合によっては、塗装だけでは補修できないこともあります。
こちらでは、破風板の補修方法について劣化状態別に分けてご紹介します。
ケース①塗膜が剥がれかかっている
塗膜の剥がれがまだ進行していないので、症状としては軽度です。
ケレン作業という下地処理を行なった後に、塗装をして補修します。
大掛かりな塗装作業ではないため、比較的安価で済みます。
ケース②塗膜の剥がれが始まっているが、木材は劣化していない
塗膜の剥がれが上記よりも進行すると、重症度は中度に上がります。
木材の劣化が進行していない場合は、板金撒きという既存の破風版をガルバリウム鋼板で覆う補修作業を行います。
この補修方法によって、耐久性や耐火性を高める効果があります。
ケース③塗膜の剥がれが進行し、木材も劣化や腐食が見られる
さらに劣化が進行すると、木材自体が劣化したり腐食してしまうこともあります。
この状態になると、重症度は高度になり、塗装だけでなく部分交換や全交換が必要です。
破風板を部分的にあるいは全体を新しいものに交換しなければなりません。
そのため、施工費用が莫大になり、時間も掛かってしまいます。
破風板の塗装の注意点
破風板を綺麗に塗装するためには、いくつか注意点が存在します。
こちらでは、破風板を塗装する際の注意点について3点ご紹介します。
外壁や屋根とバランスが良い色を選ぶ
破風板を塗装する場合、どのような色を選ぶかが重要となります。
納得が行く仕上がりにするためのコツは、外壁や屋根とのバランスを重視することです。
破風板だけ浮いた色になると、バランスが悪いデザインに見えてしまいます。
外壁や屋根を全体的に見て、バランスが取れる色を破風板に使用しましょう。
汚れが目立ちやすい色は避けよう
紫外線や雨水の影響を大きく受ける箇所であるため、真っ白な色を破風版に使用することは避けた方が良いでしょう。
真っ白な色は汚れが目立ってしまいます。
おすすめとしては、ベージュやグレーといった中間色です。
破風板の色を選定する際の際の参考にしてみて下さい。
下地部分が劣化している場合は大規模な補修が必要
破風板の状態によっては、塗装だけで補修することは難しいです。
劣化が進行している場合は、上からガルバリウム鋼板を覆ったり、新しいものと交換する必要があります。
塗装のみに比べて大掛かりな補修工事になりますので、破風板の状態を見極めることが大事です。
参考記事:雨漏り被害も!外壁シーリング劣化の原因と対処法について解説
まとめ
屋根の側面にある破風板は、紫外線や雨風から住宅を守る役割があります。
丈夫な状態に保つことで、雨水の浸透を防ぎ、雨漏りリスクも軽減されます。
素材自体が腐食すると、新しい破風板に交換するといった大掛かりな補修工事が必要となりますので、定期的にメンテナンスを実施するようにしましょう。
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