外壁塗装の見積が業者で違いすぎる。根拠がアヤシイ?

Q.

なんで業者によって、こんなに見積金額が違うんですか?アヤシイ業界ですね……

ごもっともです。職人としては「技術の違いです(ドヤッ!)」と言えればいいのですが、同じ塗料、同じ技術でも見積が変わります。理由をご説明します。

平林

会社の商売の仕方による違いです。
だいたい業者は三種類にわかれます。

家の外壁塗装の見積をいろいろな会社に取ると、金額はバラバラです。 かなり違う例では、3社に見積をとってこんな金額が出ることもあります。

  • A社 150万円
  • B社 120万円
  • C社 80万円

なんていい加減な業界なんだ!とバカバカしくなっちゃいますよね。
適正価格なのはC社で、B社は40万円盛っていて、A社は70万円も暴利をむさぼっているのでしょうか。そんなことはありません。ある意味、どれも適正価格です。
訪問販売で高額な契約をその場で迫り、手抜き工事をするリフォーム会社はいます。
それは詐欺同然の悪徳業者なので、ここではちょっと外します。
日中、おじいちゃん、おばあちゃんが一人になるお宅は、十分気をつけてあげてくださいね。

業者の種類が違うと価格が大きく変わります

まともな業者でも金額に幅があるのは、その業者の商売の仕方が違うからです。
外壁塗装を行っている業者は、次の三種類があります。これがそのまま、A社、B社、C社の金額の違いになります。

  • ハウスメーカー(A社)150万円
  • 塗装専門会社(B社)120万円
  • 個人事業主の塗装工(C社)80万円

ハウスメーカーの見積もりが、とにかく高い理由

外壁塗装はハウスメーカーに頼むのが一番高いです。
ハウスメーカーは、定期的にメンテナンスの案内をくれます。ちょうど10年の頃に来るのが外壁塗装の営業。
高い理由は、ハウスメーカーは自社で塗装ができないからです。実際に塗るのは外注先の会社。外注先がさらに孫外注に出すこともあるので、自社の利益を乗せると高額になる道理です。
ハウスメーカーは全国展開する巨大組織なので、維持コストがかかります。また、ブランド力で集客するのでタレントを使ったテレビCMをバンバン打つ必要があり、ここにもコストがかかります。

塗装専門会社は中間の価格帯です

塗装専門会社とは私たち喜多建設のような業者のことです!
費用的には3種の中で中間に位置します。

塗装専門会社にも大規模展開している会社がありますが、多くは地元密着型。自社で職人を雇って育て、営業、施工、アフターサービス、保証まで行います。 外注するのは足場職人くらいです(職人を外注する会社もありますが、当社はしません)。
会社組織なので、社屋も経理担当者も要りますし、個人事業主の職人さんに比べれば維持コストがかかります。全員が食べていくためにはある程度仕事量も必要ですから、広告費も必要です。

個人事業主の塗装工に依頼すると、一番安い

個人事業主の塗装工は、「一人親方」と呼ばれている人たちです。
会社組織に入らず自分で案件をとって施工をするフリーランス。塗装の世界ではよくある働き方です。
個人事業主の職人さんに依頼するのが、費用は最も安く済みます。。
一人ではできないことも多いので外注は使うことになりますが、基本的に個人事業主の方は自分と家族が食べていければいいので、ローコストな運営ができます。

じゃあどこがいいのかと言うと「喜多建設がいいですよ」になります(笑)
これにはちゃんと理由があります。それぞれのメリットデメリットは別の「疑問解決」にまとめますのでお待ちください!
以上です!喜多建設の平林がお答えしました!

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