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外壁塗装はDIYでも可能?自力で作業するリスクはある?
外壁塗装はDIYすることもできます。しかし、専門的な作業が多いため、素人には難しい工程も。
実際にDIYする前に、どんな道具が必要で、どのような作業を行うのか確認しておきましょう。また、自力で作業することによるリスクを知っておくことも大切です。
今回は外壁塗装のDIYについて詳しく解説していきます。
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DIYでも外壁塗装は可能です。ただ、必要な道具を揃える必要があったり、想定以上に時間がかかってしまったりするかもしれません。
また、慣れない高所作業は危険ですし、壁の破損具合によっては補修できない可能性も。
外壁塗装は無理にDIYせず、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
以下の記事で、詳しくご紹介します。
外壁塗装のDIYで必要な道具
DIYで外壁塗装する場合、主に以下の道具が必要です。いずれもホームセンターやネット通販で購入できます。- ・家庭用の高圧洗浄機、ブラシ
- ・養生用テープ、シート
- ・コーキング材
- ・刷毛
- ・ローラー
- ・下げ缶
- ・下塗り塗料
- ・上塗り塗料
- ・ほうき、ちりとり(掃除道具)
DIYで外壁塗装をするやり方
DIYで外壁塗装する際の大まかな手順は以下の通りです。- ①外壁の洗浄
- ②下地補修
- ③養生
- ④下塗り
- ⑤中塗り
- ⑥上塗り
外壁の洗浄
まずは塗装する場所を、高圧洗浄機やブラシで洗浄します。洗浄時、カビや苔などの汚れは中性洗剤とブラシで洗い落しましょう。 なお、壁に深いヒビやシーリングの切れ目が入っていた場合は、水が入らないよう注意してください。状況次第では、先に下地補修を行った方が良いでしょう。この場合、シーリングが硬化するまで高圧洗浄を待つ必要があります。 洗浄後は壁をしっかりと乾燥させてくださいね。下地補修
外壁のヒビ割れやふくれ、剥がれなどを補修します。小さなヒビであれば、コーキング材で補修可能です。 壁の傷を放っておくと、そこから雨水が内部に侵入し、腐食や劣化の原因になります。塗装をする前に、きちんと補修しておきましょう。養生
塗装しない部分に塗料が付かないようシートなどを被せる作業です。養生すべき主な場所は、窓や玄関、植木、車など。 シートを被せる際は、風でバタバタしないようにピンと張りましょう。下塗り
上塗り塗料を外装材に密着させるため、まずは下塗り塗料を塗ります。広い面にはローラーを、角などの細かい箇所には刷毛を使ってしっかり塗装しましょう。 なお、下地に合わない下塗り塗料を使うと、ふくれや剥がれの原因になるので注意してください。中塗り、上塗り
下塗りが乾いたら、上塗り塗料を2度に分けて塗りましょう。こうすることで塗りムラを防げるほか、塗装面が厚くなるため耐用年数が長くなります。DIYで外壁塗装をするリスク
外壁塗装をDIYすることで、業者に依頼するよりも出費をおさえることができます。また、業者との煩わしい打ち合わせをしなくて済みますし、自分の好きなタイミングで作業できることもメリットと言えるでしょう。 しかし、高所で作業する場合は危険を伴いますし、壁の破損具合によっては、素人には補修できないかもしれません。本格的な足場を組まなければいけない場合や、壁に深いヒビや傷が見られるときは、DIYで解決しようとせず、プロである業者に依頼した方が安心ですよ。 そして何より、塗装作業に失敗するリスクがあります。 普段からDIYをしていても、外壁塗装は未経験という方は多いはずです。上手く塗装できなくて何度も塗り直したり、塗料を買い足したりすることで、余計な出費が発生するかもしれません。また、上手く塗れているように見えても、小さな塗りムラがあったり、すぐに不具合が起きてしまったりする可能性も。 外壁塗装はDIYすることもできますが、無理せず専門の業者に依頼することをおすすめします。まとめ
外壁塗装のDIYを成功させるコツは、事前にしっかりと作業計画を立てることと、専用の道具をそろえること、そして塗料の仕様を守って丁寧に塗ることです。 とはいえ、やはり外壁塗装のDIYはおすすめできません。高所作業でケガをする恐れがありますし、小さな塗りムラができたり、塗装後すぐに不具合が発生したりする可能性もあります。 塗装を長く綺麗に保ちたいのであれば、DIYではなく専門の業者に依頼しましょう。 DIYに必要な道具な購入する前に、複数の業者から相見積もりを取ってみてください。外壁塗装にはそれなりのお金がかかりますが、DIYにかかる時間と手間を考えたら、それほど高額ではないかもしれませんよ。
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