何度も外壁塗装をせずに済む、長持ちする塗料は?
公開日: 2022年10月31日 / 更新日: 2025年03月21日
費用面の負担を考えると、できるだけ長持ちする塗料を選びたいという方が多いでしょう。
塗料費用によって施工費用が上下しますが、長持ちする種類を選ぶことで経済的なメリットが得られます。
時間が経過すると、紫外線や雨水などによって劣化しやすい外壁は、どのような種類を使用することで長期間綺麗な状態を保つことができるのでしょうか?
今回は、塗装から長持ちする、コスパ最強の外壁塗料についてご紹介します。


コスパ最強の塗料は、耐用年数が長い種類となります。
無機塗料や光触媒塗料、ラジカル塗料が比較的耐用年数が長いです。
ただし、特徴をしっかり理解し、ライフスタイルに合わせて選定することが大事です。
以下の記事で、詳しくご紹介します。
外壁塗料の種類や特徴について
外壁に使用する塗料には、様々な種類があります。
コスパ最強となる種類を選ぶにあたって、塗料の特徴やどのような場合に適しているのかを把握しておくことが大事です。
こちらでは、外壁塗装で使用される主な塗料の特徴についてご紹介します。
アクリル塗料
アクリル樹脂を主成分として作られている塗料です。
軽くて光沢感があり発色が良い種類になります。
価格が安く、1960年代頃から頻繁に使用されていました。
しかし、現在はさらに耐久性に優れた種類が生まれていることもあって、塗り替えやリフォームで使用されることはほとんどありません。
耐用年数は5〜8年程度です。
耐用年数は短いですが、混合する手間がない1液型塗料であるため、DIYで使いやすい種類となります。
シリコン塗料
シリコン樹脂を主成分として作られており、外壁塗装で最も多く使用されている塗料です。
種類も多く、扱っている業者も多いため迷った時はシリコンを選ぶと間違いはないでしょう。
各メーカーの種類によっても異なりますが、耐用年数は10年程度となっており、長いものだと15年以上と設定されている種類もあります。
価格は1㎡あたり2,000〜3,000円程度と高価ではないので、コストパフォーマンスも優れています。
ウレタン塗料
ウレタン系樹脂を主成分として作られている塗料です。
柔らかいことが大きな特徴であり、ひび割れに追随する働きがありますが、ホコリやチリなどの汚れが付着しやすいという特徴もあります。
耐用年数は8〜10年程度と外壁塗装で使用するには十分です。
ただし、光沢感が出るものが多いため、イメージと違うと感じる場合は避けたほうが良いでしょう。
フッ素塗料
顔料にフッ素樹脂が配合された塗料で、塗膜の耐久性が高いという特徴があります。
耐用年数が15〜20年と長く設定されており、カラーバリエーションも豊富であるため、新築時から使用される方も多いです。
ただし、高性能ということもあって、価格は1㎡あたり3,500〜5,000円程度と高くなります。
長い目で見るとコストパフォーマンスがいい塗料であると言えます。
無機塗料
鉱物やセラミック、ガラスなどの無機物を主成分とした塗料です。
塗膜が劣化する原因となる炭素含有量が少ない塗料であるため、高耐久に期待できます。
耐用年数は20年以上となっており、外壁が汚れにくいという特徴がある一方でひび割れリスクがあるとされていました。
しかし、最近は伸縮性の高い種類が販売されており、ひび割れリスクも軽減されてきています。
光触媒塗料
酸化チタンを原料としている塗料で、セルフクリーニング機能を搭載していることが大きな特徴になります。
光触媒塗料に含まれる酸化チタンが太陽光に当たることで、活性酸素が発生し、外壁に付着した汚れが分解され雨水などで洗い流す働きがあります。
耐用年数は15〜20年程度と長く、長期間綺麗な状態を保つことができます。
ラジカル塗料
2012年以降に使用されるようになった比較的新しい塗料です。
塗膜が劣化する原因となるラジカルを抑制する「高耐候酸化チタン」や「光安定剤」が含まれています。
ラジカル塗料を使用した外壁は、チョーキング現象の発生を抑える効果があります。
耐用年数は15年前後と長く、コストパフォーマンスも高いですが、まだ新しい塗料ということもあって販売されている種類や実績は多くはありません。
メーカー別コスパ最強の外壁塗料5選
外壁塗料の種類がわかったところで、実際にどのような種類が長持ちする最強の塗料なのか気になりますよね。
こちらでは、コストパフォーマンスに優れている外壁塗料をメーカー別にご紹介します。
リファイン1000Si-IR(アスティックペイント)
アスティックペイントの「リファイン1000Si-IR」は、チョーキング現象を抑制する働きがあるラジカル制御塗料です。
価格は1㎡あたり2,000〜2,500円で、耐用年数は15〜18年程度となります。
防汚性にも優れており、価格と耐用年数から見てもコストパフォーマンスに優れた塗料です。
プレミアムシリコン(エスケー化研株式会社)
エスケー化研株式会社の「プレミアムシリコン」は、ハイブリットシリコン樹脂のラジカル制御塗料です。
超耐久性や超耐候性、低汚染性、防カビ性など様々な性能を含んでいます。
価格は1㎡あたり2,050円程度で、耐用年数は14〜16年程度です。
パーフェクトトップ(日本ペイント株式会社)
日本ペイント株式会社の「パーフェクトトップ」は、アクリル樹脂のラジカル制御塗料です。
高耐候性や低汚染性、防カビ性を含み、光沢感のある塗料となっています。
価格は1㎡あたり2,200円程度で、耐用年数は10〜15年程度です。
アレスダイナミックトップ(関西ペイント)
関西ペイントの「アレスダイナミックトップ」は、ハルスハイリッチシリコン系のラジカル制御塗料です。
高耐候性や超低汚染性、強力な付着力を持った塗料になります。
価格は2,700円程度で、耐用年数は約15年です。
K2コート(ピアレックス・テクノロジーズ)
ピアレックス・テクノロジーズの「K2コート」は、セルフクリーニング機能を持つ光触媒塗料です。
モルタル外壁に発生しやすいクラックに追随する働きもあります。
価格は2,800〜3,000円程度で、耐用年数は10〜15年程度です。
外壁塗料を長持ちさせるために必要なこと
長持ちするコストパフォーマンスが高い最強の塗料を持ってしても、時間が経過すると劣化症状が現れます。
そのため、できるだけ長持ちさせるためには、塗料にこだわるだけでなくいくつか必要なことがあります。
こちらでは、外壁塗料を長持ちさせるために必要なことをご紹介します。
目地部分のメンテナンスも欠かさず行う
サイディングやタイルなどの外壁は、目地部分があり、この部分もメンテナンスが必須となります。
外壁材の間を定期的にメンテナンスすることで、外壁自体を長く綺麗な状態で保つことができます。
ひび割れによって最悪の場合、雨漏りの原因にも繋がる恐れがありますので、目地部分も注目しておきましょう。
丁寧に施工をする信頼できる業者を選ぶ
外壁塗装を長持ちさせるためには、やはり業者選びが鍵となります。
一つひとつの工程を丁寧に行い、正しい知識や技術を持った信頼できる業者を選びましょう。
口コミや実績などを確認して、相見積もりを行うなど慎重に進めていくことをお勧めします。
まとめ
外壁塗料は様々な種類があり、それぞれで耐用年数や機能が異なります。
できるだけ長持ちさせるためには、耐用年数が長い種類を選ぶといいでしょう。
ただし、どれだけ長持ちする最強の塗料であっても定期的なメンテナンスは欠かせません。
長期間放置せず、気になることがあったらすぐに業者に連絡するようにしましょう。
監修者
-
-
喜多 史仁
株式会社喜多建設 代表取締役社長
<略歴>
高等学校を卒業後に、2代目有限会社喜多塗装店(株式会社喜多建設の前身)に塗装見習いとして入社。その後、大手自動車メーカー子会社を経験し、2000年に3代目有限会社喜多コーポレーションに職長及び取締役として入社。
2007年に社名を株式会社喜多建設に変更を機に代表取締役に就任。
埼玉県狭山市・川越市・所沢市を中心に地域に密着した外壁塗装を強みとしています。<喜多建設のこだわり>
喜多建設では、不安や疑問を持った状態で外壁塗装をすることがないようにお客様への丁寧なご説明をモットーとしております。
株式会社喜多建設の取り組みはこちらから
このページに掲載するかどうかはお約束できませんが、お問合せには必ずお返事しております。
何でもお気軽にお問合せください。