Q.
外壁の汚れを簡単に落とす方法はあるの?
外壁は常に紫外線や雨水などの外敵要素の影響を受けているため、築年数や前回の塗装工事から時間が経過するほど汚れが付着しやすくなります。
そのまま汚れを放置していると、外観が損なわれるだけでなく、内部が腐食し雨漏りの原因になるケースもあります。
リスクを抑えるためにも、できるだけ簡単にキレイに落とす方法を実践したいものです。
今回は、外壁の汚れをキレイに落とす方法や注意点、汚れを防止する方法についてご紹介します。
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業者や技術のこと
外壁の汚れている状態にもよりますが、ご自身で汚れを落とすことも可能です。
ただし、汚れがひどい状態である場合や高所を清掃する場合はリスクを伴いますので、業者に依頼することをおすすめします。
以下の記事で、詳しくご紹介します。
外壁はなぜ汚れるのか?
毎日細かくチェックする方はそういませんから、いつの間にか外壁が汚れていると感じる方がほとんどでしょう。 まずは、なぜ外壁が汚れるのか、主な原因をご紹介します。原因①空気中のチリ・ホコリ・排気ガス
外壁がくすんでいるように見える、黒や茶色っぽい汚れが付着している場合は、空気中のチリやホコリ、排気ガスが原因です。 空気中には、目には見えないほどの小さなチリやホコリが漂っています。 また、排気ガスの汚れも空気中に漂い、外壁に付着してしまいます。 道路に面している住宅や自動車やバイクが近くにあるという場合は、特に排気ガスの影響を受けてしまうでしょう。 長年かけて外壁にチリやホコリ、排気ガスの汚れが蓄積されていくので、気付いたら汚れが目立つということが多いです。原因②カビ
湿度が高い場所や日当たり・風通しが悪い箇所が黒ずんでいる場合は、カビが発生している可能性が高いです。 外壁は常に紫外線や雨水の影響を受けています。 ジメジメした場所は、湿気が高くなってしまいますのでカビが繁殖しやすいです。 少しカビが発生すると、他の箇所に根を広げてしまうので、外壁が汚くなってしまいます。原因③サビ
外壁の汚れは、サビが発生しているケースもあります。 特に、金属系サイディングや鉄製の外壁材を使用している場合は、白サビや赤サビが発生しやすいです。 外壁材が金属製でなくても、脚立や自転車を立てかけているといった場合も外壁にサビが発生することもあります。 長時間放置していると、落とすことが困難になりますので、早めの対策が大事です。原因④雨だれ
外壁の窓枠や換気扇の下などに、縦に長い筋のような黒っぽい汚れがある場合は雨だれである可能性が高いです。 雨だれは、外壁に付着した汚れが雨によって流されることで現れます。 放置すると、汚れが濃くなりこびり付いてしまいます。 特に、白っぽい外壁で目立ちやすい汚れです。外壁の汚れをキレイに落とす方法
外壁の汚れは、自分で清掃するか業者に依頼する方法でキレイに落とすことができます。 それぞれの手順や道具など清掃方法についてご紹介します。DIYで外壁の汚れを落とす
自分で外壁の汚れを落とす場合は、まずホースを使って外壁の汚れを洗い流します。 水をかけて落とせなかった汚れは、次に外壁用洗浄剤を使ってスポンジやブラシで擦ります。 高い部分を清掃する場合は、高所用のブラシを用いましょう。 無理に高い所に登って清掃することは怪我をするリスクもあるので、おすすめできません。 最後に、キレイに水で洗い流すと完了です。業者に依頼する
DIYでは難しい、簡単に落ちる汚れではないと判断した場合は、業者に依頼しましょう。 外壁の汚れがひどい状態であると、なかなかDIYではキレイに落とすことはできません。 業者に依頼すると、高圧洗浄機を用いてスピーディーに汚れが落ち、外壁を傷付けずに清掃することができます。 まずは、自分で水やスポンジで清掃を試してみて、厳しいと感じた場合に依頼するという方法も良いでしょう。外壁の汚れを落とす際の注意点
外壁の汚れは、自分で清掃することも可能です。 しかし、リスクが伴う場合もありますので、以下の注意点を理解しておきましょう。天気が良い日に行う
外壁の清掃を行う場合は、天気が良い日に行うことをおすすめします。 曇りや雨が降っていると、作業が大変になり、外壁も充分に乾燥しないからです。 乾燥しない条件の中、外壁を水で濡らして清掃すると、さらに汚れが付着してしまいます。 キレイにしたはずが、もっと汚れが目立ってしまうということになり得ます。力加減や使用する道具に注意
汚れを落とすために、スポンジやブラシで外壁をこすりますが、力加減に注意しましょう。 強い力で外壁をこすってしまうと、傷付けてしまいます。 また、道具は固いものではなく柔らかい素材のものを使用しましょう。 固めのスポンジやブラシでこすると、やはり外壁に傷が付いてしまい、補修工事が必要になってしまう恐れがあります。 柔らかいスポンジや硬すぎないブラシで優しくこすることが大事です。室内に水が入らないようにする
ホースや高圧洗浄機で水を外壁にかけますので、室内に水が入らないようにしましょう。 テープやシートなどで養生することで水が室内に入ることを防ぐことができます。 カーテンや家具、床などが濡れてしまうと、余計な作業が必要となってしまうので、しっかりカバーすることが大事です。マスクやゴム手袋を装着する
外壁の汚れを吸い込んだり、直接触れないように清掃時は必ずマスクやゴム手袋を装着しましょう。 想像以上に外壁は、汚れています。 直接触れてしまうと、汚れが落としにくかったり、清掃で舞う汚れを吸い込んでしまうと体に悪いです。 身を守るための対策も忘れないようにしましょう。高所は無理に清掃しない
外壁の高所を清掃したい場合は、無理に行わないことが大事です。 また、一人で高所を清掃しないようにしましょう。 脚立を使うと落下する危険性があります。 厳しい箇所は、業者に依頼することで安全に汚れをキレイに落とすことができます。外壁の汚れを防止する方法
外壁の清掃する手間を省くためには、予防しておくことが大事です。 最後に、外壁の汚れを防止する方法についてご紹介します。防汚性の高い塗料で外壁塗装をする
外壁塗装によって、外壁に汚れが付着するのを防止できます。 この場合、汚れに強い塗料を選ぶことが大事です。 外壁塗装に使用する塗料は、様々な性質があり、防汚性に優れている塗料がおすすめです。 また、防カビ性や防藻性に優れている塗料も販売されています。 外壁を汚れから守るためには、塗料の選定が重要なポイントです。汚れが目立ちにくい色で外壁塗装をする
グレーやベージュといった中間色は、外壁の汚れが目立ちにくい色になります。 ブラック系の色が汚れが目立たないと思われがちですが、チリやホコリの汚れは黒っぽい外壁で目立ちやすいです。 汚れに強い機能を持つ塗料に加えて、汚れが目立ちにくい色を選ぶことで、長くキレイな外観を保つことができるでしょう。まとめ
外壁は、ホコリやチリ、排気ガス、サビなどによって汚れてしまいます。 清掃方法としては、自分で行うか業者に依頼するかの2つになります。 DIYで行う場合は、天気や使用する道具の素材に注意しましょう。 また、無理に行おうとせず、厳しいと判断した場合は業者に依頼することをおすすめします。 汚れに強い塗料や汚れが目立ちにくい塗料を選んで外壁塗装をすることで、美しい外観を長期間保つことができますので、汚れ対策として参考にしてみてください。
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