お久しぶりの更新になります。
いや、決してサボっていた訳ではないのです(汗
今回の更新は練馬区石神井台で塗装工事の前に大工さんが補修する工事の手下(てか)を務めてきましたよ!
普段、家のここが悪い、アレが悪いといった問題点を巧みな仕事で完成へと導く大工さんの仕事ぶりをレポートします。
ちなみに終わる迄の工程をまとめて載せますね。
こちらは軒天上を補修した様子です。
軒天井は家の湿気を外に出す個所なので、経年劣化で木材が痛んでいたりフカフカに柔らかくなっていた個所を新たにベニヤ(4ミリ)で張り替え。
次は濡縁です。
濡縁は主に雨があたる場所に設置されている場合が多く、今回も同様でした。
雨が多く当たるということは当然に塗膜の劣化を早めて「雨を弾いて基材を保護する」ということが早まってしまいます。
そうなると、濡縁の上がり框(かまち)の部分が腐って、どんどんと踏面(ふみづら)が傷んでいきます。相当に腐食していましたので一部剥がして補修を行いました。
次の工程は下屋根と霧除けにあらたに板金を巻くので下地作りです。下地にはラーチ(針葉樹合板)を使用しました。
元の基材が錆による風化が激しく、釘も留っている個所を探すほうが時間がかかる状態でした。
新たにガルバリウム鋼板を巻くので、下地を作って板金作業を待ちます。
こちらのお宅は築50年程と伺いました。お庭に通じる犬走に木戸があり、こちらも塗装が剥がれていて基材が腐食していました。
玄関から見える個所なので新たに作り直しになります。
今回の補修工事のメインです。
登場している写真から分かると思いますが、木造住宅で下見板の外壁となっています。
自然環境に晒されている下見板は経年劣化も相まって黒ずんだり、大穴が開いていたりと様々な状況でした。
大工さんが悪い箇所をチェックして、剥がして新たに木材を貼って行きます。
下見板の下には下地になる木材があるはずですが、風化してボロボロになっていたりと一筋縄では行きません。
そこはかなりの棟数を面倒見てきた大工さんですから、下地がない場所には新たな下地を作り、下見板を納めて行きます。
現在は「釘」を使用することも少なくなりましたが、フィニッシャーというホチキスの大きくなったもので留めて作業は進みます。
下見板の貼り換え・下地作りだけで複数日を要した作業も終盤に向かいます。
小口を綺麗に揃えて行く作業は「流石、大工さん!」といった所です。この辺りの話は別途にお届けしますが、やっぱり興味は尽きません。
大穴が開いていた個所や腐っていた個所も全て新規の下見板に代わり、住んでいる方の為になるように作業をしてきました。
え?
お前はカメラで映していただけだろう?
いえ、きっちりと手下(てか)として動いてきましたよ!
少しは皆の役に立っていれば嬉しい限りです。
同時進行でウッドデッキの補修・交換作業もありましたので、そちらも次の記事でお知らせします。
こまめに家の状況を見ていただくことは、決して無駄ではなく、イザという時に役立ちますので晴れたら一回りしてあげてくださいね。
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