現場の真髄

所沢市山口にて外壁の要、下塗り作業

■2020/04/02 所沢市山口にて外壁の要、下塗り作業
強い風が吹いていて桜散らしの風になりそうですね。

暗い世相を反映してか、桜も綺麗ではあるのですが例年のように喜べませんね。

皆様、どうかお体を大事にしてください。

そんな強風の中、所沢市山口にて外壁の下塗り作業の様子をレポートお届けします。
下塗り材を撹拌している様子
「木中さーん、風が強すぎますよね!」

開口一番、職人さんから出た言葉です。本心なんだなと思いながら少し世間話を交えながら作業が進みます。

上の写真は本日の作業で使用中の
日本ペイント製 アンダーフィラー弾性エクセルという下塗り材を撹拌している所です。

撹拌機でまんべんなく混ぜて塗料を使いますので、使い終わったら綺麗に後片付けをしていく姿は「見習わないと」と感じさせるもの。

仕事は段取りでほぼ決まるんだ

そんなことを昔に言われた事を思い出します。
アンダーフィラー弾性エクセルの画像
アンダーフィラー弾性エクセルの特徴は

●微弾性フィラーと呼ばれるアンダーフィラーはシーラーとフィラーの機能をあわせ持つ下地材になり、壁に発生したヘアクラックを覆い隠して追随する可とう性を持ち、耐久性や透湿性、耐ひび割れ追随性等にも優れます。

Q 可とう性(可撓性、かとうせい)とは?
A 可とう性とは、「柔軟性を持ち、曲げても折れない性質」という事になり、弾性エクセルと呼ばれます。

モルタル壁の改修に良く使う材料です。
下塗り前と下塗り後の写真
巧みにローラーを転がしていく職人さん。

上部が下塗り済み、下部は未塗装。
たまにですけど「こうしてみると下塗りの白の色も良いね」と言われるお客様がいますが、一瞬の気の迷いだと思います(汗

丁寧にご説明している次第です。

一度、全てを白に塗りつぶしてから本来の色を載せて発色を良くしたり、塗料本来の性能を引き出し、塗料の食いつきを良くしたりと様々な意味合いが下塗りにはあります。
ローラーを転がす職人さん
職人さんがこう言います。

「このローラーは駄目だな」

そう言うと、次のローラーをハンドルにつけて塗り始めて行きます。

確かに下塗り材のノリが違うような気が。

今度、道具についても色々と聞いてみようと思います。こだわりがあったりするんだろうなと想像。
下塗りを終えた外壁面
私が現場に到着したのが午後なので、午前中に塗った面は強風も手伝って?乾いています。

塗りムラは無いかなど、基本的なチェックをしていきます。
綺麗に塗装された軒天井
綺麗に塗装された軒天井と下塗りの白が相まって綺麗に感じます。

確かにこの色も悪くありませんね!
良いという気持ちが理解できました。

綺麗、美装は当たり前。
その先にあることを見据えて喜多建設は今日も頑張ります。


「木中さ~ん、風が強すぎだよ(笑」

「どうにもできないよ(笑」


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