現場の真髄

川越市的場にて外壁の高圧洗浄工事を施工

■2020/04/05 川越市的場にて外壁の高圧洗浄工事を施工
いつも塗装作業の様子をレポートしていますが、今回は塗装作業をするにあたって大事な高圧洗浄工事の模様をレポート致します。
洗浄前の外壁のチョーキング
洗浄前の外壁にチョーキング(白亜化)現象が起きています。塗膜の劣化に伴い、塗料の中に含まれる顔料が出てきている状態です。

これらが衣服に着いたりすると落とすのも大変なことになります。奥様方要注意です!
高圧洗浄は高い箇所から始めます
今回の現場は企業様なので、普段とは違ってボリュームがあります。
しかし、洗浄作業はセオリーに従って上から下へと進みます。
屋上付近の高圧洗浄の様子
しっかりとヘルメットを被って、その他の安全面にも気を配りながら職人さんは洗っていきます。

長年の建物へ付着した埃や砂、泥などを流していきますが、先のチョーキングの顔料も流していきます。

私もたまに化粧水を付けますが、付ける前の洗顔は大事ですよね。いや、ほんとちょっとですけどね。

これらを流していかないと、塗料を塗っても意味がないのです。だからこそ入念に高圧洗浄をしていきます。
板間目地も綺麗に流していきます
板間目地など汚れの溜まりやすい部分も流していきます。

ただし、外壁に浮きの症状がある箇所や雨漏れを起こしている要所は、圧力を落として行かないと高圧で吹き飛んでしまったり、水が建物内に入ってしまいますので注意が必要です。

喜多建設が使用している洗浄機は15kgfの圧力で水を出すものを使用しています。これは「ただ水をかけるだけでは洗浄ではない」という喜多建設の教えです。
板間目地も埃が落ちています
高圧で流した後の板間目地です。

ひび割れ(クラック)が起きている箇所に埃や砂が詰まっていましたが綺麗になっています。
これなら新たにコーキングを施しても下地が綺麗なので目地材が密着してくれますね。
サッシ廻りも洗い流していきます
サッシ廻りも綺麗に洗い流していきます。

こちらの箇所を流す時に注意することは、サッシ廻りから雨漏れが無いかどうかです。

綺麗に落ちたぜ!なんて言っても、建物の中が水浸しなんてことはあってはいけませんので、作業する前に施主様にヒアリングさせて頂くこともあります。その際はご協力ください。
職人さんが移動したのを見計らってサッシ廻りを激写
職人さんが横移動した後にサッシ廻りを激写しました。

「綺麗にしたと言っても、少しぐらいは汚れが残っているだろう…」と、邪悪な考えを持って撮影しましたが、そんなことは微塵もなく汚れがありませんでした。

さすが職人さんですね。私が疑ってすみませんでした…
汚れが流れている様子
最後に

綺麗に高圧洗浄したと言っても、きちんと壁の汚れは落とせているの?と思う方も居るかもしれませんので、職人さんの名誉のためにも写真を載せますよ。

この黒い水は先にも書いた通り、埃や砂、泥汚れなど塗装後に着いた汚れ。

その一方で、チョーキングで塗膜から発生した顔料も流れ落ちています。
洗浄後のチョーキングの様子
見事にチョーキングの粉も流れ落ちています。

新たに外壁塗装を行う時に、塗料と外壁の間に汚れがあると塗装後に耐用年数が来る前に剥がれてきたりします。これらの不純物を取り除くために高圧洗浄は塗装工事に必須なのです。

また、洗浄後に充分な乾燥時間を取らないと塗料を塗っても膨れたりするので乾燥時間もキッチリとります。

●最後に職人さんに聞きました!●

【高圧洗浄で一番嫌なことは何ですか?】

職人さん
自分の場合は天気が悪いとかは却ってラッキーと思っています。寒いとかは別ですけど(笑)

一番嫌なのは「風」ですね。周りに水しぶきが飛散しそうな場合は予めシートを掛けさせていただいたりしますが、風だけは何ともできませんよね。

作業中も風を気にしながら洗浄していますが、足場の上部になると風も強いので、ご近所の家に飛んでいないか心配になります。できる限り飛散しないように気を配っていきます!


喜多建設では近隣の方や施主様にご迷惑をお掛けしないように、全社一丸となって今以上に努めて参ります。
ご覧の皆様、今後とも宜しくお願い致します。


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