現場の真髄

練馬区H様邸の屋根葺替え工事と軒天増し貼り工事

■2020/06/30 練馬区H様邸の屋根葺替え工事と軒天増し貼り工事
先日、練馬区のH様邸の葺替え工事と軒天井の増し貼り工事に行ってきました。

本日はその様子をお届けいたします。
瓦を降ろすためにダンプを用意
まずは既存の瓦を降ろします。

かなりの枚数が出るため、今回はダンプを用意しての作業になります。

職人2人と私、ヘルプで来てくれた2人で開始です!
リフトを設置しての作業
(ダイジェストでお届けします)

まずはリフトを設置して、外した瓦を降ろしていきます。

この日は特に暑く、小休憩を挟みながらの作業です。

瓦と付随する瓦礫を降ろしていきます。
瓦を降ろした屋根
ヘトヘトになりながらも無事に屋根瓦が全部降りて野地板(コンパネ)を貼っていきます。

野地板は屋根の生命線なのでしっかりと取り付けていきますよ。
取り付けられた野地板
野地板を完全に貼り、次にルーフィングシートを貼ります。

夕方になり雨雲が出始めてきたので、急いで作業に取り掛かります。しかし、手は抜きませんよ。
綺麗に貼られたルーフィングシート
屋根というものは2段階で防水をしています(防水層と言います)。

・第1段階
屋根に雨が降って、大体のものはそのまま雨樋に流れる

・第2段階
雨水が基材の隙間から天井に垂れないようにルーフィングシートで守る

お部屋で雨漏れしている場合はルーフィングシートが劣化している可能性があります。もちろん、ほかの要素も考えられるので総合的に判断していきます。
新しく葺かれたガルテクト屋根
日にちは変わって本葺きです。

作業の邪魔になるので、作業風景は撮れませんでしたが綺麗な屋根の完成です。

基材はガルバリウム鋼板ですので、耐久性にも問題はありませんし、何しろ軽いです。

施主様も地震で揺れることが心配されていたので、重量が減ったので安心して頂きました。
増し貼りされた軒天井
こちらの住宅は軒天井も所々に劣化の症状が見られましたので、思い切っての増し貼りをご提案してみたら「悪いところはこの際直してしまいましょう!」とのことでした。

・手で押すと木の硬さがない(劣化している)。
・表面が波うっている。
・木がめくれている。
・蔦が這って、気根(根っこ)が付いている。

こんな状況でしたので、貼り直ししました。
アンテナ線の増設
さらに後日ですが、このお宅のアンテナが3本のステンレス線で止まっていたのでかなりグラついていて、これは危ないとの判断で線を引き直し、4本に増設してきました。

破風板に止める金具も付いていなかったので不安定極まりない状態から、ガッチリ安定した状態にしました。
破風板に取り付けた金具
じゃあ、以前はどうだったの?という疑問ですが、

雨樋の金具に結んでいただけなので、取り敢えず留まっているだけ。
今回は雨樋交換も行うので、雨樋のことも考慮して設置していきます。

ステンレス線も弛んでいたので、交換して対処しておきました。
いつ倒れてもおかしくない条件が重なっていたので、職人さんからも「絶対直したほうがいいよ!」と問題提起されていました。

しかし、今回全て直せたので施主様に安心して頂けました。

ちなみに、アンテナ線はサービスとさせていただきました。

喜多建設では

担当 → 職人 の一方通行ではなく、
担当 ⇔ 職人 の相互報告で問題点を報告しあっていますので、ご安心ください。

職人さんでなければ気づかない箇所や状況、
担当が施主様から聞いた問題点や状況。

これらをいかに正確に情報共有できるかが喜多建設の腕の見せ所です。
だれか1人任せにしない、チームワークの良さが強みです。

何か問題があった場合など、遠慮なく相談してください!


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