現場の真髄

【無機塗料】無機塗料での塗装 その後

■2020/08/06 【無機塗料】無機塗料での塗装 その後
前回お届けした記事の続きになります。

(前回)【無機塗料】シーリングプライマーの塗装

※新しいウインドウが開きます。

シーリングプライマー(シープラ)を塗装した後に、シープラの跡が出ないかどうか、棟数を重ねていても心配になります。

通常では4時間以上の乾燥時間の設定ですが、職人松村曰く、
「もう少し乾燥時間を取った方が良いと思います」

確かにコーキングの上に緩衝材として塗っていますから、きっちり密着させるには時間が必要になりますね。

何事もきっちり守って施工が一番です。
シーリングプライマー上の塗装の様子
塗装段階としては最後のチェックまで進んでいますが、シープラの跡は出ておりません。

丈夫な無機塗料と共に、建物を守っていって欲しいと思います。
水切り周りも綺麗に仕上がっています
3階と2階の間にある水切りも綺麗に仕上がっています。

それでも最後のチェックは抜けがあってはなりません。
外壁チェックの末にやっと見つけた駄目箇所
職人の性格にも左右されますが、駄目箇所(チェック箇所)が少ない職人や、少し多目の方もいたりと様です。

そんな中、外壁に何かが付いた後を発見。

マスキングテープを貼って目印にします。
ベランダ廻りも隅々までチェック
ベランダ廻りも隅々までチェックしていきます。

室外機に乗った跡はないか?
手摺や笠木に足跡がないか?
網戸や窓に塗料が付いていないか?

上記の3項目は絶対に抜かせないです。

塗装終了後にお客様に迷惑が掛かることもあるため、目がドライアイになる寸前まで見開いてチェックしていきます。
玄関廻りも入念にチェック
お客様を迎え入れる玄関廻りも、気を入れてチェックします。

無機塗料は通常のアレスダイナミックTOPよりも若干ゆるい塗料なので、職人も気をつけていないと液ダレを起こし、仕上がりが悪くなります。

液ダレしている部分はペーパーをあて、再塗装します。
一部が盛り上がっているのはみっともないですし。
看板の跡が残っています
▲施工前の看板の跡
綺麗に消えた看板の跡
▲見事に消えた看板の跡

こちらの建物には以前、看板があったようですのでコーキングの跡がありました。
職人が丁寧に処理して、見事に目立たなくなっています。

本来の無機塗料は硬い塗料ですが、関西ペイントの無機塗料はフッ素塗料とのハイブリッド塗料ですので耐久性も抜群です。

職人さんの知識の引き出しの深さも関係していきますが、後々まで考えて作業できれば言うことなしですね。

無機塗料でも、アレスダイナミックTOPでも塗装のことでお悩みの場合、一度お電話ください。
弊社スタッフがきちんとご説明いたします。



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