今回は無機塗料で塗装する際に喜多建設で行っているシーリングプライマー(以降シープラ)の塗装の様子をお届けします。
過去記事:
無機塗料で塗装する場合に一手間を
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こちらも合わせてお読みください。
何事も決まりがあるように、使用する塗料にも割合という決まりがあるので計量器は欠かせません。
塗料と硬化剤を混ぜるのですが、まだ見た目で混ぜていく所もあるようです。
「これくらい」が招く硬化不良は許されるものではありませんので喜多建設ではしっかり計測しています。
使用量に合わせた適切な硬化剤を混ぜていきます。
シープラの用意ができた所で…
材料の準備をしている間に、コーキング部分と廻りのサイディングが濡れていないか乾燥具合をチェックします。
コーキングがきっちり打設されているか?
指で押してみて水が染み出て来ないか?
表面がきちんと乾燥しているか?
周りのサイディングが乾燥されているか?
不純物(ゴミ等)が無いか?
全てを確認していよいよ塗装していきます。
シープラをコーキングの上に塗る意味は?
柔らかいコーキングの上に硬い無機塗料が乗りますので、動き(地震や交通による振動、強風など)がある場合に、無機塗料の塗膜にクラック(ひび割れ)が起きてしまいます。
このクラックの発生を抑えるためにシープラを塗ります。
無機塗料 硬い
無機塗料 硬い
シーラー 微弾性
>シープラ シーラー、コーキングとの高密着性
コーキング 柔らかい
微弾性シーラーの緩衝材として、またシーラーとの密着性を高めて塗料の剥がれ・割れ・ひび割れなどを防ぎます。
職人の松村が丁寧に塗っていきます。
松村曰く、
「シープラは粘性が高く、塗った手ごたえとしては独特な感じがします」
そうなんです。
ここまでシープラのことを塗料として紹介していますが、プライマーなので塗料とは似て非なる物です。
サッシ廻りや建物の入隅や出隅もきっちり塗っていきます。
コーキングの箇所は全て塗りこみます。
この一手間で無機塗料が長持ちして綺麗な状態が保てるのですから言うことなしです。
フッ素の良い所と無機塗料の良いとこ取りをして、業界最高峰と謳われている「アレスダイナミックMUKI」を少しでも長く綺麗な状態を保てるように、喜多建設では努力を惜しみません。
無機塗料もコンスタントに受注・施工していますので現場のノウハウも貯まります。
そして、無機塗料のダブルトーンやマーブルコートもできるので応用も任せてください!
※写真はアレスダイナミックTOPでのマーブルトーン。
過去記事:
サイディングに新工法Marbletone(マーブルトーン)
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喜多建設は今日も塗装の可能性を追求しています!
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