現場の真髄

【現地調査】登らないと解らない屋根の状態

■2020/09/19 【現地調査】登らないと解らない屋根の状態
本日は練馬支店の現地調査で屋根に登ってきました。

その際に瓦の状態は勿論ですが、瓦以外のことも書こうかと思い、記事にしてみます。
雨抑えのコーキングが切れて意味がない
板金の繋ぎ目に雨抑えのコーキングを施しますが、サイディングの目地より紫外線を浴びて劣化が速く、写真の様になると意味をなしていません。

すぐに雨漏りする訳では無いですが、屋根下に水が入る要素です。

コーキングを新しくしてあげることが望ましいですね。
家は動くという良い見本
よくこのブログでも書いている「家が動く」ということを表しています。

自然災害の国、日本。
台風や強風で板金には負荷が掛かります。
地震も多いですよね。これも同じことです。

ある程度の揺れに対応できる日本の建築物。
中には耐震や免振といった建物がありますが、揺れを想定しているとはいえ、想像以上の揺れには建物が負けてしまいます。

上の写真も本来のコーキングの跡から結構な距離でズレが発生しています。

こうなってくると、板金下にある棟木も傷んでいる可能性が高いので交換をお勧めします。
こちらも端部コーキングが切れています
こちらは瓦のお宅です。

先程の様にコーキングが切れています。
よくみるとコーキング中に苔が生えているのが解ります。

どちらも経年劣化ですが、やっぱり登ってみないと解らないことが沢山あるのが屋根です。

今まで補修で対応していたのでしょうが、よく見るとそこらかしこに補修跡があり、同じようにコーキングが切れているのを確認しました。

この状態も新しくコーキングし直してあげれば大丈夫かと思います。
漆喰の代わりに苔が生えている
他にも点検していた所…

本来、漆喰で留められている箇所の漆喰も無くなり苔が生えています。

この状態は流石に看過できないです。

漆喰とは瓦を固定させることを主としていますので、漆喰が無い状態は瓦が安定していないことを指します。

自然災害の規模と頻度が高くなっている昨今、いつ発生するか分からないし、防ぐ術もありません。
そのためにも備えを万端にして欲しい。

屋根は点検していなければ無防備状態です。

昔から言うじゃないですか、
備えあれば憂いなし、ですよ。

喜多建設では屋根に登って隅々まで検査しますのでご安心ください。もちろん無料で調査いたします!


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