今回現地調査に訪れたのは喜多建設練馬支店のすぐ近くのお宅へ訪問しました。
モルタル造りのお宅で外壁と屋根の現地調査になります。
まずは屋根からチェックしていきますよ。
太陽光パネルの下にはガルバリウムが葺いてありました。
今回のチェックでは茶色の瓦棒部分の点検です。
紫外線で退色傾向にあるトタン屋根。
まだ塗膜は生きていますが、そろそろ「塗膜の浮き」や「塗膜の剥離」が起こりそうな感じではあります。
釘の浮きを細かくチェックしながら他に悪い所がないか確認していくと…
塗膜の浮き・剥離に合わせて、錆も発生しています。
塗膜が生きているかどうかは基材への密着が生きているかどうかになるので、悪い箇所が数か所あるていど散見されました。
トタン屋根には大敵の錆が発生していますので、面積が小さいうちの塗装をお勧めします。
次は外壁の現地調査です。
やや大きなクラックがあり、下部には膨れも発生しています。
チョーキングも発生していますので、雨水を弾く力(撥水能力)は無い状態です。
クラック部分から旧塗膜の下に雨水が入り込み、膨れを起こしていると考えられます。
さらに見ていくと…
同様にクラックが発生し、周りが膨れているのを発見。
さらに見ていくと!
モルタルの吹付タイルごと剥落しています。
ある程度の面積を剥がしてカチオン系の材料で下地補修、その後にパターン付けを行って仕上げていきます。
手順ごとに解説しますよ。
①剥落している廻りの外壁をケレンして剥がす。
②モルタルはマイナスの電荷「アニオン」を帯びていますので、プラスの電荷「カチオン」系補修材を用いて下地補修します。
※磁石のプラスとマイナスと同じです
③砂骨ローラー(マスチック)でパターンをできるだけ合わせて目立たないように仕上げる。
④以下、通常の塗装工程
簡単に補修とはいっても、最低限これだけの工程を行います。
この剥がれている箇所や膨れて剥がれてきている箇所は、そのままにしておくと落下してしまいます。
その落ちた先が庭先なら大丈夫かもしれませんが、通学路や人が良く通る箇所、はては駐車場があるといった場合、想像するのに難くありません。
こういった建物は相当な数が存在するのが実情です。理由は様々ですけど。
他人に事が及ぶ前に心配な方はチェックしてみてください。
そして…
出来るだけ早い段階で喜多建設にご相談ください!
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