少し前回の更新から間が空きました。
年末の足音がすぐそこまで来ているので、忙しさもピークになってきて、各現場最大限の努力を惜しまず奮闘しています。
今回は練馬区の石神井町へ現調にお伺いしました。
ご主人様曰く「そろそろ頃合いかな」という感じで、ご依頼を頂きました。
誠にありがとうございます!
さて、今回のブログでは主に屋根の現地調査をお届けいたしますよ。
大屋根に登る前のヒヤリングで「屋根が割れているかもしれません」という言葉を頂き、ベランダから辺りを見ると、下屋根のスレート瓦が割れています。
どうやら同じような症状が大屋根にもあるとアタリを付けて登ってみます。
まずは、スレート瓦に錆汁が付着していました。
この錆汁は雨水がアンテナを伝い、ステンレス線を伝って付着したと考えて良いでしょう。
長きにわたり錆汁を放置してしまうと、屋根の軒先にある板金まで劣化してしまう可能性も捨てきれません。
やはりありました。
表面が割れているだけに見えますが、中までひび割れがあり先程の下屋根の状態になると思われます。
こちらも欠けてから日数が経過しています。
大きなひび割れ箇所の補修として、
●スレートを新しい物に差し替える
小さなひび割れ箇所の補修として、
●クイックガード等でひびを埋めて補修
ただし、このスレート瓦は塗装職人が上って作業した場合に「新たなひび割れが生じる」可能性が極めて高いです。
現調が終わり、施主様に写真を見て頂きご説明を致しました。
内容として
●適切な補修を施してからの塗装工事
●カバー工法による上葺工事
私はカバー工法をお勧め致しましたが、色々な問題もあると思いますので、ご検討頂ければ幸いです。
喜多建設では実際に屋根に上がり、見て・触って悪い箇所をチェックしていく診断を行っています。
(天候によっては現調日を設定し直す場合もあります。また、急勾配等の条件もありますのでご注意ください)
上がってみないと解らないことは沢山あります!
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