外壁塗装をしないまま放置していると、どんなデメリットがあるの?
公開日: 2024年01月22日 / 更新日: 2025年09月05日
30坪の住宅で、90万~120万円ほどかかる外壁塗装。できることならしたくない、と考えている方は多いのではないでしょうか。
しかし、日本の住宅のほとんどは、定期的な外壁塗装が不可欠です。塗装せず放置していると、建物全体が腐食してしまう可能性も。
今回は、外壁塗装をしないとどうなるのか、具体的に解説していきます。


塗装サイクルは塗料の種類などによって異なりますが、10年程度が目安です。10年が過ぎても塗装せず放置し続けると、外壁にクラック(ひび割れ)が現れたり、塗装が剥がれてきたりします。さらに放っておいた場合、建物の内部が腐食してしまう可能性も。ここまで悪化してしまうと、修繕のためにとても大掛かりな工事が必要になってしまいます。
外壁塗装をしないとどうなる?
外壁塗装をする最大の目的は、外壁の保護です。
外壁塗装は建物の美観のためだけに行うものではありません。外壁は塗膜によって守られているため、定期的に塗装して、塗料の効果が切れないようメンテナンスしていく必要があります。
塗装の間隔は塗料の種類などによって異なりますが、10年程度が目安です。
では、10年が過ぎても塗装せず放置し続けると、どのような弊害が生じるのでしょうか。壁の劣化症状を、順を追って見ていきましょう。
色があせる、ツヤが引く
まず、外壁の色があせたり、ツヤがなくなってきたりします。
塗膜の防水性が失われつつあるものの、まだこの段階では塗装する必要はありません。
汚れ、苔がつく
塗膜の防水性が弱まると、壁に湿気が溜まりやすくなり、苔やカビの原因となります。また、汚れへの抵抗力も落ちてくるため、壁の汚れも目立つように。
緑色や黒色のカビは、外壁に悪影響を及ぼします。見つけたら早めに対処しましょう。外壁を傷つけないよう注意しながら、スポンジや水で洗い落してください。
チョーキングの発生
紫外線や雨水などにより、塗膜が劣化することで起こる「チョーキング」。この現象が見られる頃には、塗膜の効果はほぼ失われています。
壁を触ったとき、手に白い粉(チョーキング)が付いたら、塗り替えのサインだと考えてください。
参考記事:外壁のチョーキング現象とは?落とし方や放置するリスクについて解説!
クラックの発生
チョーキング現象が起きても塗装せず放置していると、外壁にクラック(ひび割れ)が現れます。
クラックの隙間から雨水が浸入するかもしれないため、できるだけ早めに補修工事を依頼しましょう。小さなクラックであれば、塗装で埋めることもできます。
塗装が剥がれてくる
クラックの隙間から塗膜の内側に雨水が入り込むと、内部から外側へ圧力がかかり、外壁の表面が剥がれ、ボロボロになってしまうことがあります。
ここまで劣化した外壁には、すでに防水性はありません。放置せず、すぐに補修を依頼しましょう。
参考記事:外壁の塗装剥がれの原因と対処法|DIYで補修できる?
建物の内部が腐食する
クラックからの雨水の侵入を放置し続けていると、外壁の下地はもちろん、建物のベース部分も腐食していきます。建物内に湿気が溜まることで、シロアリが発生する可能性も。また、雨漏りの原因にもなり得ます。
ここまで悪化してしまうと、外壁塗装だけではどうにもできません。建物を根本的に修繕する必要があります。
外壁塗装の費用は高額です。しかし、「まだ大丈夫だろう」と避け続けていると、それ以上の出費が発生する可能性があります。長い目で見れば、適切なタイミングで外壁塗装を行った方がコストを抑えることができますよ。
外壁塗装のベストタイミングは?
外壁塗装の周期は、使用している塗料の種類によって変わります。おおよその目安は以下の通りです。
上でも簡単に触れましたが、基本的には10年が目安です。
前回の外壁塗装から10年が経ち、塗装が必要かどうかよく分からない場合は、専門の業者に診断してもらいましょう。業者によっては、無料で点検してくれるケースもあります。
外壁塗装の塗り替え周期を長くするには
高いお金を払って依頼した外壁塗装。できることなら少しでも長く、その効果を持続させたいですよね。
そのためには、外壁や外壁まわりの定期的なメンテナンスが必要です。外壁にカビや苔などを見つけたら、すぐに洗い落しましょう。また、外壁のそばには大きい物を置かず、風通しを良くしておくことも大事です。
特に木材は、シロアリの発生原因にもなり得ます。外壁のそばには放置しないようにしましょう。
なお、外壁塗装を依頼する際、耐用年数が長い塗料を選ぶことでも、塗り替え周期を長くすることができます。塗料の金額は高くなりますが、長い目で見れば、ランニングコストを抑えられる可能性も。今後のライフプランも鑑みて、最適な塗料を選んでくださいね。
参考記事:外壁の塗装剥がれの原因と対処法|DIYで補修できる?
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ここでは、喜多建設の施工事例を3つ紹介します。
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【川越市の事例】
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【狭山市の事例】
狭山市上奥富にお住まいのM様邸で外壁塗装工事を行った事例です。 1階部分はクリアー仕上げにしたため、バイオ洗浄で徹底的に汚れを落としました。しかし、外壁の傷みが進んでいたため、通常2回塗りのところを3回塗りで仕上げています。 最終的にはお客様の期待を超える美しい仕上がりになり、大変喜んでいただけました。 また、喜多建設では、3色や4色の複雑な色使いでも追加料金なしで工事を提供しています。外壁塗装で悩んでいる方は、ぜひ喜多建設にご相談ください。 |
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YouTubeでも実例を紹介しているので、合わせてご覧ください。
まとめ
外壁に劣化症状が現れているにもかかわらず、塗装せずに放置していると、外壁が剥がれてきたり、建物全体が腐食してしまったりする恐れがあります。
外壁塗装の周期は10年が目安です。外壁に劣化が見られなかったとしても、前回の塗装から10年が経過したら外壁塗装を検討しましょう。
このページに掲載するかどうかはお約束できませんが、お問合せには必ずお返事しております。
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