外壁色はグレーを選べば間違いない?
グレー系の外壁色が人気って本当?
公開日: 2022年06月14日 / 更新日: 2025年03月29日
大事なマイホーム、外壁の色で失敗したくはないですよね。
おしゃれに、且つ汚れが目立たないようにとグレーを選ぶ方が多いですが、選び方を間違えてしまうとイメージとは違うデザインになってしまうことも。
後悔しない外壁に仕上げるためには、どのような部分に注意すれば良いのでしょうか?
今回は、グレーの外壁にする際のおしゃれに仕上げるポイントや後悔しないための注意点についてご紹介します。


グレー系は落ち着いた雰囲気のデザインになり、外壁の汚れが目立ちにくいという理由で長年人気が高いカラーです。
しかし、色の明度による面積効果を理解していないと、イメージと違うデザインになってしまうことがあります。
以下の記事で、詳しくご紹介します。
外壁色にグレー系を選ぶメリット
外壁色の中で人気が高いグレー系のカラー。
人気が高い理由や、外壁塗装で使用するメリットについてご紹介します。
シンプルで落ち着いた雰囲気のデザインになる
グレー系のカラーが人気が高い理由は、仕上がりのデザイン性にあります。
明るすぎず暗すぎない色味ですので、落ち着いた雰囲気の住宅に仕上げることができます。
色の好みは年月が経つと変化していくものですが、グレー系は年齢や性別問わず長く愛されるカラーです。
シンプルなデザインが好みの方、落ち着いた雰囲気の住宅にしたいという方の支持を得ています。
外壁の汚れが目立ちにくい
グレー系のカラーを外壁に塗装することで、汚れが目立ちにくくなるということがメリットの一つになります。
外壁はホコリや排気ガス、雨水などによって汚れが蓄積してしまいます。
外壁の色によっては、汚れが目立ってしまうため、一般的に汚れが目立ちにくいとされるグレー系を選ぶ方が多いです。
一見、ブラック系は汚れが目立ちにくいと思われがちですが、白っぽい汚れが付着するとかえって目立ってしまいます。
グレー系は、ホワイトとブラックの両方の長所を持ち合わせた中間色であるため、汚れが付着しても目立ちにくい外壁になります。
外壁塗装グレー系のカラーで後悔しがちなこととは?
デザイン性や汚れが目立ちにくいというメリットがある一方で、イメージと違ったと後悔してしまう方もいるようです。
どのような部分に後悔してしまうのか見てみましょう。
思っていたよりも汚れが目立ってしまう
グレー系のカラーで外壁塗装をして、思っていたよりも汚れが目立ってしまうと感じている方がいるようです。
グレー系のカラーは、ホワイトに近いものからブラックに近いものまで幅広く種類があります。
ホワイトに近い、ブラックに近いグレーを選んでしまうと、意外と汚れが目立ってしまう外壁に仕上がってしまうでしょう。
汚れが目立ちにくい外壁に仕上げるためには、グレーの明度を把握する必要があります。
地味なデザインになってしまった
グレー系の外壁にしたことで、地味なデザインになってしまったと後悔する場合もあります。
重厚感のあるデザインになりますが、オフィスビルや役所のような少し堅苦しいイメージにもなりやすいです。
デザイン性を表現したい場合は、他の色と組み合わせたり、グレー系の色味を慎重に選ぶ必要があるでしょう。
周辺住宅の外壁色と被ってしまった
グレー系が外壁色で人気が高いことから、周辺住宅とデザインが被ってしまうこともあるようです。
せっかく時間を掛けて、色の選定やデザインを考えたのに残念に感じてしまいますよね。
派手すぎるデザインは避けたいけど、できるだけ周りと被らないデザインを希望する方は多いです。
人気色であるからこそ、注意して色の選定を行う必要があるでしょう。
外壁塗装グレー系のカラーでおしゃれに仕上げるポイント
グレー系のカラーを使って外壁塗装をする際に、おしゃれに仕上げるポイントについてご紹介します。
ベージュ系カラーのツートンカラーでメリハリをつける
外壁塗装にグレー系のカラーを使用する際には、ベージュ系のカラーと組み合わせることでメリハリがあるデザインになります。
グレー単色で外壁に用いると、単調で少し冷たい印象のデザインになりがちです。
そこに、ベージュを取り入れることで温かみのある明るい印象に変化します。
また、ベージュ系カラーはグレーと同じで、外壁の汚れが目立ちにくいという特徴があります。
グレーとベージュのツートンカラーは、汚れが目立ちにくく、メリハリのあるおしゃれなデザインに仕上がるため、おすすめの組み合わせです。
木目調を加えて温かみのあるデザインに
少し冷たい印象を与えがちなグレー系の外壁は、自然素材である木材を加えることで温かみのあるデザインに変化します。
また、木目調のデザインが加わることで、高級感のある外壁を演出できます。
木目調を取り入れやすい部分は、玄関ドア、バルコニー、ウッドデッキ、サッシなどが挙げられます。
ポイントで木目調のデザインをプラスすることで、同じグレー系外壁でも周りと違うデザインに仕上げることができるでしょう。
ワンポイントでブラックを入れてシャープな印象に
グレー系の外壁に、ワンポイントでブラックを取り入れることもおしゃれなデザインに仕上げるコツになります。
玄関ドアや雨樋、サッシなど部分的にブラックを入れると、グレー単色よりもシャープな印象に変化します。
モダンなデザインが好みの方や、かっこいいデザインを希望する方におすすめです。
ブラックは引き締めの効果があるカラーなので、ぼやけた印象になりがちなグレーと相性が良いです。
グレー系の外壁色で後悔しないための注意点
外壁塗装後に後悔しないデザインに仕上げるために、以下の2点に注意してグレー系のカラーを選んでみましょう。
明度による面積効果を理解しよう
同じ色でも、面積が大きい場所と小さい場所で見るのとでは印象が異なります。
明度が高い色は面積が大きくなるほどより明るく見え、明度が低い色は面積が大きくなるほど暗く見えます。
これが色の明度による面積効果です。
よって、グレー系を選ぶときには、大きな面積のサンプルを見ることをおすすめします。
業者に依頼して、実際にサイディングなどに塗装した「サンプル板」と呼ばれる見本を作ってもらってください。
イメージと違ったと、後悔しないようにできるだけ実物に近い状態でサンプルを見て、慎重に選びましょう。
周辺住宅の外壁色をチェックしてみよう
実際に、周辺を見て周り、近所の外壁はどのような色を使用しているかをチェックすることも大事な作業です。
周辺住宅の外壁色をチェックすることで、デザインや色の選定の参考になります。
また、周りと被らないデザインにしたい方は、事前に確認しておくことで塗装後の後悔を避けることができるでしょう。
まとめ
グレー系のカラーで外壁塗装をすると、シンプルで落ち着いた印象になり、汚れが目立ちにくい外壁に仕上げることができます。
しかし、色には明度による面積効果があるため、面積が大きい場所だと印象が異なることを理解し、慎重に選ぶことが大事です。
グレー系でよりおしゃれなデザインにしたい方は、ベージュ系や木目調、ワンポイントでブラック系を加えるといった方法を取り入れてみてください。
監修者
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喜多 史仁
株式会社喜多建設 代表取締役社長
<略歴>
高等学校を卒業後に、2代目有限会社喜多塗装店(株式会社喜多建設の前身)に塗装見習いとして入社。その後、大手自動車メーカー子会社を経験し、2000年に3代目有限会社喜多コーポレーションに職長及び取締役として入社。
2007年に社名を株式会社喜多建設に変更を機に代表取締役に就任。
埼玉県狭山市・川越市・所沢市を中心に地域に密着した外壁塗装を強みとしています。<喜多建設のこだわり>
喜多建設では、不安や疑問を持った状態で外壁塗装をすることがないようにお客様への丁寧なご説明をモットーとしております。
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