外壁塗装で火災保険が適用される条件は?施工費が無料になる可能性はある?
公開日: 2023年10月30日 / 更新日: 2025年04月04日
外壁塗装の工事費はとても高額ですが、火災保険を適用することで出費を抑えられる可能性があります。
ただし、すべての外壁塗装に火災保険を適用できるわけではありません。補償の対象となるケースは非常に限られています。また、火災保険の仕組みを悪用した詐欺も存在するため、注意が必要です。
今回は、外壁塗装に火災保険が適用されるケースや、メリット・デメリットなどについて解説します。


災害によって外壁・屋根が破損した場合、被災から3年以内に申請すれば、外壁塗装に火災保険を適用できる可能性があります。ただし、補修費用が火災保険の免責金額を超過している必要がある点には注意してください。また、保険の適用によって工事費が無料になるかどうかは、契約中のプラン次第です。
火災保険の種類
火災保険は、4種類あります。
- ・住宅火災保険
- ・住宅総合保険
- ・オールリスクタイプ
- ・特約火災保険
それぞれ詳しく解説します。
参考記事:外壁塗装は保険適用?申請の条件や流れ、注意点について徹底解説!
住宅火災保険
住宅火災保険は、火災による建物の損害を補償するものです。火災以外の災害による損害は補償範囲外となる可能性が高いため、外壁塗装への適用は限られています。
例えば、台風や豪雨などの自然災害による損傷は対象外です。そのため、外壁塗装を検討する際は、加入している保険の補償内容を確認する必要があります。
住宅火災保険だけでは、外壁塗装の費用を賄うのは困難です。ただし、火災による外壁の損傷であれば、補償される可能性があります。
補償内容や条件は保険会社によって異なるので、契約内容を十分に確認し、必要に応じて保険の見直しを検討しましょう。
住宅総合保険
住宅総合保険は、住宅火災保険よりも幅広い補償を提供します。主な対象は、以下のとおりです。
- ・火災
- ・風災
- ・水災
- ・雪災
外壁の損傷が台風や豪雨によるものなら、補償される可能性が高くなります。ただし、経年劣化による損傷は対象外です。
補償内容や条件は保険会社によって異なるため、契約内容を確認しましょう。適切な補償内容を選択すれば、外壁塗装にかかる費用を軽減できる可能性があります。
また、火災以外の予期せぬ事故による損害も補償される場合が多いため、塗装を検討する際には有利になるでしょう。
オールリスクタイプ
オールリスクタイプは、総合的な補償を提供する保険です。特定の事故や災害に限定せず、幅広い損害を補償してくれます。
外壁が損傷した原因が不明確な場合でも、補償を受けられる可能性はあります。
ただし、保険料が他のタイプより高くなりやすいほか、経年劣化や日常的な使用による損耗は対象外になる点がデメリットです。
オールリスクタイプの保険を検討する際は、専門家に相談しましょう。補償範囲が広いため、外壁以外の部分の損傷も同時に補償される可能性があります。
特約火災保険
特約火災保険は、基本的な火災保険に特定の補償を追加したものです。外壁塗装に関連する特約には、風災や水災の補償を拡大するものがあります。
これらの特約を付けると、自然災害による外壁の損傷を補償範囲に含められます。
ただし、特約の内容や条件は保険会社によって異なるため、事前の確認が必要です。
適切な特約を選択すれば、外壁塗装の費用をカバーできる可能性が高まります。保険料と補償内容のバランスを考慮し、最適な特約を選びましょう。
外壁塗装に火災保険が適用される条件3つ
そもそも火災保険とは、偶発的に起きた災害・事故により、住まいや家具が損害を受けたときに利用できる保険です。
「火災保険」という名前ではあるものの、その補償範囲は火災だけではありません。契約内容によって詳細は変わりますが、落雷や風災などの自然災害、盗難、水漏れなど、幅広い損害をカバーしています。
実は外壁塗装の工事でも、以下のケースに該当する場合は火災保険の利用が可能です。
- ・外壁・屋根の破損の原因が災害であること
- ・被災から3年以内に申請すること
- ・補修費用が火災保険の免責金額を超過していること
外壁・屋根の破損の原因が災害であること
災害によって外壁や屋根がダメージを受け、補修・塗装などが必要になった場合に限り、火災保険を適用することができます。逆に言えば、ダメージの原因が火災や自然災害以外だった場合、火災保険の適用は認められません。
補償の対象となる自然災害は、台風や竜巻による風害や雪害、破裂・爆発などです。契約している保険によっては、洪水・高潮などの水害は補償の対象外となることもあるため注意しましょう。
また、地震によって引き起こされた火災や破損も、火災保険の補償範囲には含まれません。
被災から3年以内に申請すること
火災保険は、申請から3年以内に受けた災害にのみ適用できます。これは、被害から3年以上経過すると、原因の特定が難しくなってしまうためです。
そのため、「4年前の竜巻で外壁が被害を受けたから、火災保険を使って塗装したい」といったケースには対応していません。気を付けましょう。
なお、火災保険が使えることを知らずに外壁塗装をしてしまった場合でも、被災から3年以内であれば火災保険の請求は可能です。
また、大規模な災害が発生した場合は、3年以上経っていても、必要書類さえ準備できれば火災保険を請求できる可能性があります。保険会社に確認してみましょう。
補修費用が火災保険の免責金額を超過していること
免責金額とは、保険会社が保険金の支払いをするような事故が起きたとき、契約者が自己負担しなければならない金額のことです。
例えば保険金額が10万円、免責金額が3万円で、損害額が10万円だった場合、損害額から免責金額を引いた7万円が保険会社から支払われ、3万円は自己負担することになります。
また反対に、損害額が1万円だった場合、保険金は支払われません。損害額が免責金額を超えていないためです。
免責金額は、保険のチラシなどには「自己負担額」などと表記されています。契約プランによりますが、火災保険の免責金額は20万円前後であることが一般的です。
参考記事:狭山、川越で外壁塗装をする場合の補助金・助成金を説明
外壁塗装で火災保険を利用する際の手順
外壁塗装で火災保険を利用する際の手順は、以下のとおりです。
- 破損箇所の写真を撮影する
- 外壁塗装業者から破損箇所の見積書をもらう
- 保険会社に連絡して必要書類を準備する
- 必要書類を送付する
- 鑑定人が現地調査を行う
- 受給決定後に保険金が入金される
それぞれ詳しく見ていきましょう。
破損箇所の写真を撮影する
外壁塗装で火災保険を利用する際は、証拠が必要です。破損箇所の写真は、保険金を請求するために欠かせません。
台風や豪雨などの自然災害が起きたら、外壁の状態を確認し、損傷部分を撮影しましょう。
写真は、被害の程度を明確に示すものでなければいけません。撮影は片付けや応急処置を行う前に行い、被害の全体像がわかるようにしましょう。
外壁塗装業者から破損箇所の見積書をもらう
業者選びは、慎重に行わなければいけません。住宅の破損個所を見て、不審な業者が飛び込み営業をしてくる可能性があるので注意が必要です。
外壁塗装業者を選ぶ際は、信頼と実績のあるところを比較しましょう。火災保険を申請する予定と伝え、保険申請用の見積書を作成してもらってください。
見積書には、以下が明記されている必要があります。
- ・破損箇所の修理や塗装に必要な作業内容
- ・使用する材料
- ・費用の内訳
保険金を請求する際には欠かせない書類なので、正確なものを準備しましょう。
保険会社に連絡して必要書類を準備する
破損箇所の写真と見積書が揃ったら、火災保険の申請手続きを行うための準備をします。まずは加入している保険会社に連絡し、被害状況を報告しましょう。
通常は、保険金請求書などの必要書類が指定されます。そして、以下を添付しなければいけません。
- ・被害状況の具体的な説明
- ・破損箇所の写真
- ・外壁塗装業者の見積書
要求される書類は保険会社によって異なる場合があるので、指示に従って漏れなく準備してください。申請期限は被災から3年以内ですが、早めの対応が望ましいです。
必要書類を送付する
保険金を請求するには、書類の提出が必要です。保険会社への送付方法は、郵送か電子提出が一般的です。
書類は保険金支払いの判断材料となるため、正確さと完全性が求められます。送付前には内容を丁寧に確認し、不備や記入漏れがないか確認しましょう。
とくに、被害状況の説明は具体的かつ明確に記述し、写真や見積書の内容と一致していなければいけません。
書類は、控えを必ず保管しておきましょう。後日の問い合わせや、追加情報の要求に備えるためです。
送付後は保険会社からの連絡を待ちますが、処理状況の確認は定期的に行うことをおすすめします。
鑑定人が現地調査を行う
保険会社は書類審査が完了すると、損害保険登録鑑定人を派遣するのが一般的です。鑑定人は外壁の破損状況を直接確認し、提出された写真や見積書と照らし合わせて評価を行います。
調査日が決まったら、立ち会いの準備をし、被害状況を具体的に説明できるよう準備しておきましょう。
鑑定人は細部まで注意深く調査し、損傷の程度や原因を専門的な視点から分析します。調査結果は、保険金支払いの可否や金額を決定する上で欠かせない要素です。
現地調査では、質問に正確かつ誠実に答え、必要に応じて追加情報や資料を提供すると良いでしょう。
受給決定後に保険金が入金される
保険金は、鑑定人の調査結果をもとに決定されます。受給が決まると、指定した口座に振り込まれる流れです。
入金までにかかる期間は、申請から1ヶ月ほどが目安です。入金を確認したら、速やかに外壁塗装工事の手配を進めましょう。
ただし、保険金額が見積額を下回る場合があります。差額は、自己負担となる可能性があるため注意が必要です。
受給後は、外壁塗装業者と工事内容や費用について最終確認を行います。契約が成立すると工事が開始されます。
工事が完了した後は、修理箇所の写真を撮影し、記録として保管しておきましょう。これは将来の保険請求や、家屋の維持管理に役立つ資料になります。
外壁塗装で火災保険を利用するデメリットは?
結論から言えば、外壁塗装に火災保険を適用してもデメリットはありません。適用条件を満たしている方は積極的に活用しましょう。
災害発生後は何かと出費がかさむはずです。そんなとき、外壁塗装に火災保険が適用されれば、経済的な負担を軽くすることができます。保険金額内であれば、火災保険は何回でも申請できますし、申請回数の多さが原因で不利になることもありません。
ただし、火災保険の仕組みを悪用した詐欺や、保険金の不正受給を勧めてくるような悪徳業者には注意してください。そのような事例は後を絶たないようで、日本損害保険協会や国民生活センターでも注意を呼びかけています。
契約内容次第では、業者だけでなく契約者まで罪に問われることも。大変なときこそ慎重に業者を選びましょう。
火災保険で外壁塗装が無料になるって本当?
「火災保険で塗装費が無料になりますよ」と断言する業者は非常に危険です。このような業者と契約してはいけません。
火災保険が適用されて、工事費が無料になることはあります。ただし、それは保険のプラン次第です。契約内容を把握していない第三者が、「無料になる」などと断言することはできません。
お得すぎる勧誘を受けたときはすぐに契約せず、まずは自分が加入している保険の内容を確認してみましょう。
参考記事:火災保険を活用して、外壁塗装を安くする
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まとめ
外壁塗装の工事費は高額です。しかし、災害が原因で塗装工事が必要になった場合は、火災保険を適用できる可能性があります。補償対象となる災害の範囲は保険のプランによって異なりますが、保険を適用できる可能性がある方は積極的に活用しましょう。
ただし、火災保険の仕組みを逆手に取った詐欺も存在するため注意してください。業者の言葉に少しでも不審な点があれば、その場では絶対に話を進めず、契約している保険会社に問い合わせてみましょう。
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