外壁塗装で人気があるおしゃれな色は?色をシミュレーションするときに注意すべきことはある?
公開日: 2024年03月25日 / 更新日: 2025年09月05日
せっかく外壁を塗装するなら、機能性だけでなく見た目にもこだわりたいですよね。
とはいえ、どんな色やデザインを選べば良いのか、具体的に考えるのは難しいものです。
そこで今回は、外壁塗装で人気のおしゃれな色やデザインをご紹介。また、着工前に知っておきたい注意点についても解説します。


爽やかで清潔感のあるホワイトや、汚れや経年劣化が比較的目立ちにくいグレーなどが人気を集めています。
色のシミュレーションを行う際は、「色の面積効果」という視覚効果を意識することが大事です。明るい色はワントーン暗い色を、暗い色はワントーン明るい色を選択することで、理想通りの色味に近づくかもしれません。
以下の記事で、詳しくご紹介します。
外壁塗装で人気!おしゃれな色5選
色選びと配色によって、外壁のイメージは大きく変わるもの。ここでは、メインカラーとして人気がある5色をご紹介します。
ホワイト(白)
爽やかで清潔感のある白い外壁。明度が高く光を反射する特性を持っているため、明るいイメージの家に仕上がります。また、太陽光による熱がこもりにくく、室温が上がりにくいことも特長のひとつです。
さらに、膨張色である白には、家を本来のサイズよりも大きく見せる効果もあります。
白い服を着たとき、実際の体型よりも太って見えた経験はないでしょうか。これと同じ視覚効果が家の外壁でも起きるのです。
グレー
汚れや経年劣化が比較的目立ちにくいグレー。どんな色にも合わせやすく、まわりの環境にも馴染みやすいカラーです。
ただし、ライトグレーとダークグレーで印象が大きく変わる点には要注意。ライトグレーはエレガントに、ダークグレーはスタイリッシュな印象の外壁に仕上がります。
ブラウン
ナチュラルでぬくもりのある印象のブラウン。レンガやタイルといった、天然に近い外壁素材と相性が良い色です。
また、アースカラーで落ち着いた雰囲気に仕上がるだけでなく、汚れが目立ちにくいという特長も。
ネイビー
ダークトーンのカラーの中でも、上品で爽やかな印象があるネイビー。「落ち着いた雰囲気の家にしたいけど、黒だとちょっと重すぎる」と考えている方におすすめの色です。
グレーと合わせれば洗練された印象に、白と組み合わせれば爽快感あるデザインに仕上がります。
また、青系の色は紫外線を反射するため、外壁の変色や色褪せが起きにくいという特長も。ただし、実際に色褪せが起きたときは、褪せた箇所が目立ちやすいので注意してください。
ベージュ
ベージュは外壁塗装の定番色です。どんなデザインにも合わせやすいため、和風の家から洋風の住宅まで幅広く使用されています。まわりの街並みに馴染みやすいこともメリットのひとつです。
ベージュはブラウンと合わせれば落ち着いたイメージに、アクセントとしてカーキやグレーをプラスするとおしゃれな見た目に仕上がります。
参考記事:外壁塗装の色見本はどう使う?種類・入手方法・色選びのポイント
外壁塗装で選ばれる!おしゃれなデザイン4選
次に、外壁の代表的なデザインとおすすめの色・配色をご紹介します。
シンプルモダン
すっきりとした印象の家に住みたい方には、シンプルモダンなデザインがおすすめです。
外壁に使用する色はホワイトやグレー、ブラックといった無彩色が合っています。色の数を2色以内におさめることで、まとまりのある印象に仕上がるでしょう。
スタイリッシュ
シンプルモダンと同じく、無彩色のホワイトやグレー、ブラックが合うスタイルです。使用する色の数を1色に限定することで洗練された印象に。
また、金属系の鋼板などを外壁素材に選ぶことで、よりスマートな雰囲気に仕上がります。
ナチュラル
落ち着いた雰囲気のナチュラルスタイルの外壁には、アイボリーやベージュ、ブラウンといったアースカラーが似合います。鮮やかな色を使いたい場合は、アクセントとして部分的に取り入れると良いでしょう。
レンガ調や木目調のサイディングを使用することでも、ナチュラルなイメージに仕上がります。
北欧風
北欧風の外壁には、低彩度の色が合っています。
例えばグレーとベージュをかけ合わせたグレージュや、少し青みがかったグレージュブルー、角がない優しい黒灰色のチャコールグレーなど。いずれも日本の街並みに馴染みやすい色味です。
また、1階をホワイト、2階はグレージュブルーといったツートンカラーでまとめることで、北欧らしいイメージに仕上がります。
外壁塗装で家をおしゃれに見せるテクニック
外壁塗装を利用して家をおしゃれに見せるためには、いくつかの効果的なテクニックがあります。以下に、とくにおすすめの方法を紹介します。
- ・ツートンカラーで仕上げる
- ・一部分のみ違う素材を取り入れる
- ・色数を抑えて統一感を出す
ぜひ、自分の目指す外壁塗装をイメージしながら読み進めてください。
ツートンカラーで仕上げる
ツートンカラーは、2色の異なる色を使って外壁をデザインする方法で、家全体に立体感とおしゃれな印象を与えます。
たとえば、1階部分を濃いグレー、2階部分をライトグレーに塗り分けることで上下のコントラストが強調され、スタイリッシュな外観に仕上がります。ホワイトとネイビーのツートンカラーを採用した住宅では、ホワイトの明るさとネイビーの落ち着きが調和し、爽やかな印象にも。ベージュとブラウンの組み合わせも人気で、ナチュラルで暖かみのある雰囲気を演出してくれます。
また、ツートンカラーのメリットは、色の選び方によって家のサイズ感や印象を調整できる点です。たとえば、明るい色を上部に配置すると家全体が軽やかに見え、逆に暗い色を上部に持ってくると安定感が増します。さらに、玄関や窓枠などのアクセント部分にも異なる色を取り入れることで、デザインにメリハリをつけられます。
このように、ツートンカラーに挑戦する際は、色の組み合わせやバランスを慎重に検討することが重要です。色見本を使ってシミュレーションし、実際の仕上がりをイメージしながら配色を決めるとよいでしょう。
参考記事:ダサい外壁をかっこいいツートンカラーの住宅にする方法とは?
一部分のみ違う素材を取り入れる
外壁全体を同じ素材で統一するのではなく、一部分に異なる素材を取り入れることで、デザインにアクセントを加えられます。単調になりがちな外壁デザインに変化をつけられるため効果的です。以下に具体例をまとめました。
- ・玄関周りにレンガを使用:家の入り口が際立たせ、温かみのある雰囲気を演出
- ・ベランダ部分に木材を使用:ナチュラルでリラックスした印象
- ・外壁の一部に石材を使用:家の表情が豊かになり、おしゃれな印象
このように、異素材を上手に組み合わせることで、全体のバランスを保ちながら、個性的で魅力的な外観を作り上げられます。
異素材を取り入れる際には、全体のデザインとの調和を考えることが重要です。たとえば、メインの外壁素材がサイディングの場合、アクセントとして使用する素材も同様に耐久性やメンテナンス性に優れたものを選ぶとよいでしょう。
また、異素材の取り入れ方として窓枠やコーナー部分、屋根との接続部分など、特定のエリアに限定することをおすすめします。デザインが引き締まり、統一感を損なわずにアクセントを加えられます。
色数を抑えて統一感を出す
多くの色を使用すると、全体が散漫になりがちですが、色数を2色から3色に絞ることで、シンプルで洗練された外観に仕上がります。たとえば、メインカラーをホワイトやグレー、ベージュなどの落ち着いた色に設定し、アクセントカラーを1色から2色追加するだけで統一感のあるデザインが完成します。
色設定の具体例は以下のとおりです。
- ・ホワイト外壁×グレー窓枠:クリーンでモダンな印象
- ・ベージュ外壁×ブラウン玄関ドア:温かみや落ち着きのある印象
このように、色数を抑えて統一感を出すことで、家全体がまとまりのあるデザインとなり、おしゃれな印象を与えられます。
また、色数を抑えるときに、同系色でまとめることがポイントです。たとえば、ライトグレーとダークグレーの組み合わせや、クリーム色とベージュの組み合わせなど、色のトーンを揃えることで自然なグラデーション効果が生まれます。
さらに、アクセントカラーを取り入れる際に、家の特定の部分に限定して使用すると、デザインが引き締まり全体のバランスを保てます。
参考記事:外壁塗装で濃い色はおすすめできない?! 彩度が高い色を選ぶデメリットや成功するポイントについて
イメージと違う!?外壁塗装の色をシミュレーションするときのポイント
同じ色でも面積によって見え方は変わります。例えば同じ画像でも、スマホとパソコンの画面では色の見え方に少なからず差が出るものです。
これは「色の面積効果」という視覚効果によるもの。たとえ同じ色であっても壁のような大きな面に塗ると、小さな色見本帳で見たときに比べて、明るい色はさらに明るく、暗い色はより暗く見えてしまうのです。また、鮮やかな色はいっそう鮮やかな印象に。
外壁塗装の色を指定する際、明るい色はワントーン暗い色を、暗い色はワントーン明るい色を選択すると、理想の色味に近づくかもしれません。
参考記事:風水で外壁塗装の色を選ぼう!運気アップのカラーや方角について解説
外壁塗装なら喜多建設にお任せください!
狭山市の外壁塗装屋である喜多建設は、創業100年を超える歴史を持つ外壁塗装の専門企業で、これまで21,800棟以上の塗り替え実績を誇ります。
当社の強みは、付帯塗装を含むすべての塗装工事に10年保証を提供している点です。塗装品質に自信を持っているからこそ、手厚い保証をお約束します。
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外壁塗装には、教育を受けた自社職人のみが担当し、品質管理にも細心の注意を払っているのがポイントです。とくに下地処理にこだわり、最高スペックの洗浄機を使って塗装面をきれいに洗浄し、塗料の密着性を高める工夫を施しています。
問い合わせや見積もりは、電話やLINEで簡単に依頼可能です。価格や工期、保証内容など丁寧に説明し、ご納得いただいた上で契約を進めております。
強引な勧誘は一切ございませんので、安心してご相談ください。
喜多建設の施工事例
ここでは、喜多建設の施工事例を3つ紹介します。
【川越市の事例】
川越市笠幡にお住まいのH様邸で、外壁塗装工事を施工しました。和風の家のイメージを大切にしつつ、色のバランスを絶妙に調整し、仕上がりに満足いただけました。 お客様からは高評価をいただき、スタッフ全員も嬉しく思っています。外壁塗装においては、色選びのバランスや近隣への配慮などの豊富な知識と実績があります。 今すぐの塗装を考えていないお見積もりだけの方も大歓迎です。お気軽に喜多建設までご相談ください。 |
【川越市の事例】
川越市のS様邸で外壁塗装工事を行った事例です。3社の相見積もりの中から、喜多建設を選んでいただきました。 S様が弊社を選んだ理由は、提案力と現地調査時に細かい部分まで、十分に確認した点を評価していただいたためです。喜多建設では、現調時だけでなく、工事中も工程ごとに細かくチェックし、塗り残しや近隣への配慮も徹底しています。 壁に使用した塗料は、関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」強化剤入りのラジカル抑制塗料、日本ペイントの「UVプロテクトクリアー」です。また、屋根には関西ペイントの「アレスクールsi」遮熱塗料を使用しました。 コーキングにはコニシボンド製「SRシールNB50」を使用しています。工事の総額は税込98万円で、10年間の保証を提供しているため、塗装後に不具合が起きた際にも安心です。 創業103年の実績を誇る喜多建設に、お困りのことがあればぜひご相談ください。 |
【狭山市の事例】
狭山市上奥富にお住まいのM様邸で外壁塗装工事を行った事例です。 1階部分はクリアー仕上げにしたため、バイオ洗浄で徹底的に汚れを落としました。しかし、外壁の傷みが進んでいたため、通常2回塗りのところを3回塗りで仕上げています。 最終的にはお客様の期待を超える美しい仕上がりになり、大変喜んでいただけました。 また、喜多建設では、3色や4色の複雑な色使いでも追加料金なしで工事を提供しています。外壁塗装で悩んでいる方は、ぜひ喜多建設にご相談ください。 |
喜多建設ではお客様の理想の住まい作りをサポートします。外壁塗装を検討している方は、喜多建設に気軽にご相談ください。
YouTubeでも実例を紹介しているので、合わせてご覧ください。
まとめ
一生のうちで、家の外壁を塗装する機会はそう多くありません。だからこそ、理想に近いおしゃれな外壁を叶えたいですよね。
外壁塗装は業者との信頼関係も重要です。特に壁の色は、塗装のプロである業者とよく相談した上で決めることをおすすめします。
監修者
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喜多 史仁
株式会社喜多建設 代表取締役社長
<略歴>
高等学校を卒業後に、2代目有限会社喜多塗装店(株式会社喜多建設の前身)に塗装見習いとして入社。その後、大手自動車メーカー子会社を経験し、2000年に3代目有限会社喜多コーポレーションに職長及び取締役として入社。
2007年に社名を株式会社喜多建設に変更を機に代表取締役に就任。
埼玉県狭山市・川越市・所沢市を中心に地域に密着した外壁塗装を強みとしています。<喜多建設のこだわり>
喜多建設では、不安や疑問を持った状態で外壁塗装をすることがないようにお客様への丁寧なご説明をモットーとしております。
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